インド・スリランカ発祥の伝統医学であるアーユルヴェーダにおいて、頭を意味するシローと流れを意味するダーラを組み合わせた、オイル療法のことをいいます。
脳マッサージとも呼ばれており、さまざまな神経やつぼが集中しているとされる眉間に、体温より少し高い薬草から作られるオイルを一定量・一定温、垂らし続ける施術方法です。これにより中枢神経系が深くリラックスすることで、脳波がα派となり一種の瞑想(めいそう)状態となることもあります。
効果には、オイルの垂らす量、位置、オイルの薬草成分などが大きく関係し、ドーシャで分類されたそれぞれのパターンにあわせて、アーユルヴェーダ医師がオイルの配合を変えるなどして施術していきます。これによって毒素を排出して、精神的疲労を回復させ、本来その人のもつ健康や免疫力を高めてゆくとされる予防医学です。
アーユルヴェーダは、インドでは、数日間の合宿とともに毒素排出の浄化プログラムとして行われることもあるほど、生活文化に密着した伝統的な医療です。効能として、不眠症や、眼精疲労の改善、ストレスの解放、頭皮の強化、頭痛の改善などが挙げられ、個人差があります。施術中、身体は眠っているけれど、頭の思考がクリアになり、より鮮明で深いリラクゼーションを感じる人が多く、一度の体験でも効果が期待できるといわれています。
日本では、美容や癒やしを目的としたアーユルヴェーダが多く、オイルで塗れた頭は通常施術後、洗い流しますが、インドのような医療として使われるところでは薬効成分も含めた療法なので、そのままで数日間過ごすこともあるようです。
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