リラク・マッサージの用語集

直接灸 【ちょくせつきゅう】

もぐさを皮膚(ツボ)上に直接のせて点火する方法です。これに対し、もぐさと皮膚の間にほかのものをはさんで灸(きゅう)を行う手法を間接灸といいます。

直接灸では、もぐさをじかに皮膚のうえへ置き線香で火をつけ、適度なタイミングで消します。目的や症状にあわせてもぐさの大きさを変えたり、火を消すタイミングをずらしたりして調節します。

間接灸にくらべて直接灸は、もぐさが肌に触れているため、治療箇所に対してダイレクトに熱を伝えることができます。身体の冷えが原因で起きる症状を効果的に取り除くことが可能です。

直接灸には大きく2種類あります。まずは、皮膚に灸の痕が残る有痕灸(ゆうこんきゅう)、米粒の半分~米粒大ほどのもぐさを皮膚の上で燃やしきる透熱灸(とうねつきゅう)、ウオノメやタコを取り除く目的で行う焼灼灸(しょうしゃくきゅう)、あえて皮膚にやけどを作ることで免疫力を高める打膿灸(だのうきゅう)などです。

皮膚に灸の痕を残さないのが無痕灸(むこんきゅう)です。やはり米粒の半分~米粒大ほどのもぐさを皮膚にのせますが、燃えきってしまう前に火を消します。

直接灸は、受け手にダイレクトに熱が伝わること、痕が残る場合もあることから、心理的抵抗感を生みやすいというデメリットがあります。その点、皮膚ともぐさの間にほかのものをはさむ間接灸は、刺激が少し弱まりますが、患者が受け入れやすいというメリットがあります。簡単に扱うことができる間接灸も市販されているため、現在はこちらが主流となっています。

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