マナは太平洋にある島々の宗教において、神秘的な力の意味とされています。本来はメラネシア語で、力の意味でした。目に見えない力や、魔法や超能力といった特別な力の総称であり、源ともいわれています。
土着信仰の強い地域において、マナは重要な位置づけとされています。人や万物にはすべて宿っているとされ、それが増えたり減ったりするという概念のため、マナは資質とも呼ばれています。フラで使われるレイにも、マナが宿っているといい、時間がたつとマナが失われているという言い方をすることから、生命エネルギーであり、プラーナのような意味合いでもよく使われます。日本では、魂、御霊など、琉球文化ではマブイという概念と同じように考える見方もあります。
マナという概念を西洋社会に初めて紹介したのは、イギリスの宣教師ロバート・ヘンリー・コドリントンだったといわれています。
マナは土着信仰などでよく用いられる呪術的儀礼や、考え方でも重要な存在であり人の体内に宿る力でもあり、それが高まって強いものは超能力のような存在ともいわれるため、1つの意味合いで訳することが難しいといわれています。
古来ハワイでは、マナは、親から子へ受け継がれるもの、職業についているもの、身分についているもの、性別についているもの、個人的なもの、万物に宿っているものとされ、大切に扱わないと失ってしまう(少なくなってしまう)と考えられていました。そのため、マナを守るための禁忌(カプ)が多くあり、今なお根強く信仰されています。
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