みなさん「ストレートネック」というものを聞いた事がありますか?最近は「スマホ首」と呼ばれることもあります。原因はスマホだけではありませんが、スマホの影響が大きすぎて、これから世代問わず広がってしまうことが心配されています。ぜひ、みなさん当事者と思って、自分でできる対策をとって欲しいです。
首の骨にはゆるやかなCカーブ(顔を左側から見るとC、右側から見ると反転のC)があるのが理想です。重い頭を支えたり、上下左右に首を動かしたり回したりできるのは、首の関節がカーブしているから可能になります。
スマホの画面を見るとき、首は前に傾いてカーブが伸びきってまっすぐになります。ここまでは首の正常な可動ですが、この姿勢を毎日、何十分も、何時間も続けていると、日々ダメージが体に蓄積していきます。
■脊椎への負荷が増す
■筋肉の緊張、神経の圧迫、ヘルニアが起こりやすくなる
■呼吸筋の弱体化や肺活量の減少、消化器全体の疾患リスクが高まる
■脊髄が引き伸ばされ不調を起こしやすくなる
このような恐ろしい影響を招く原因を毎日積み重ねています。
身体を壊してしまう前に、すぐにできるのは姿勢を意識することです。スマホをできるだけ目に近い高さで使いましょう。目の高さで使うと腕が疲れるので、休み休み使うことにつながって良いかもしれません。また、画面を見る時間を減らしてくれる点でスマートウォッチのような機器も良いと思います。もはや生活から切り離せないスマホですから、なんとか上手に付き合っていきましょう!