「それでは吸って~吐いて~」
タイ式の施術の途中、お客様に何度か深いゆったりとした呼吸を促す場面があります。
普段はなかなか気にすることのない呼吸。
食事や睡眠でさえ何度か抜かしたとしても、まあなんとか平気ですが(もちろん十分に摂ることは大切です!)
呼吸は5分も止めてしまえば、命の危険に関わることになってしまいます。
呼吸はその時の自分のムードを知るバロメーターとして使うことができます。
不安な時、緊張している時、イライラしている時は、浅く。
リラックスしている時、幸福を感じている時は、深く。
その時のムードによって、呼吸の入っていく様子が変わります。
また、呼吸はムードを反映するだけでなく、呼吸から自分のムードを変えていくことも可能です。
吸う時にお腹をまぁるく膨らませ、吐く時にお腹を優しく背骨の方に招き入れる『腹式呼吸』。
そんな横隔膜を使った『腹式呼吸』は緊張を和らげ、副交感神経が優位になることで自律神経を整えます。
最初はうまく吸う息をおなかに招き入れることが難しいかもしれませんが、まずは「吐く」ことに優しく集中してみてください。
「吸う息」はその後自然に訪れますよ!
わたしたちの人生において最後の最後まで一緒にある呼吸。
日々の暮らしの中でほんの数分だけ、呼吸に意識を向けてみることでストレスや疲れを履く息とともに手放してみませんか?
今回は誰にでも簡単にできる、お金も場所もいらないストレスマネージメント方法のご紹介でした☆