その腰痛、寝返りの回数が関係しているかも?(2025年05月02日 13時14分) 美容･美健･小顔 CELL Vi

その腰痛、寝返りの回数が関係しているかも?

「朝起きると腰が痛い」「夜中に腰が重くて目が覚める」
そんな悩みを抱えている方に注目してほしいのが、「寝返りの回数」です。

人は本来、一晩で20〜30回程度寝返りを打つと言われています。
この動きには、同じ姿勢による体の圧迫を防ぎ、血流を促進し、関節や筋肉への負担を分散するという重要な役割があります。

ところが、筋肉の緊張が強かったり、体のバランスが崩れていると、スムーズに寝返りが打てなくなります。
その結果、同じ部位に圧がかかり続け、血流やリンパの流れが滞り、筋肉がこわばってしまうのです。
特に腰まわりの筋肉や関節が硬い方は、朝の腰痛が慢性化しやすくなります。

また、柔らかすぎるマットレスや体に合わない寝具も、寝返りのしづらさに拍車をかけます。
「動かない方が体に優しい」と思われがちですが、実は適度に動けることこそ、自然な回復力を支える要素なのです。

当院では、背骨・骨盤の調整や腰部筋肉の柔軟性向上を目的とした施術を行い、
「寝ている間に自然と寝返りができる体」をサポートしています。
整体によって体の動きがなめらかになると、夜の疲労回復が促進され、朝の腰の重さも改善されやすくなります。

寝返りは、無意識に体を守ろうとする“自然な動き”です。
腰痛が気になる方は、睡眠中の動きに目を向けてみてはいかがでしょうか。