こんにちは。
森のもみの木養生院 永野です。
本格的な梅雨空の日々、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今日も「こころ」を知り、自分らしく生きていきたいと思います。
本日のテーマ
【人を責めるのも、自分を責めるのも同じ】
未開の地に行って、最新のコンピュータを見せてみたところで、彼らにとっては何の価値も持たないに違いない。
動物に札束を見せても、やはり見向きもしない。
それと同じく、全ての物事はあなたの価値観、あなたの感性のレベルでしか見えない。
どんなに美しい音楽が流れても、耳が聞こえなければそれはないのと同じなのである。
環境は全て自分なのである。
そのことを自覚できれば、それだけでもものの見方が劇的に変わる。
環境を変えるのも、自分を変えるのも同じであるから、人を責めるのも、自分を責めるのも同じなのである。
他人を責めて落ち込ませるのも、自分を責めて落ち込むのも同じなのである。
他人に向けて矢を放ったか、自分に向けて矢を放ったかは、間接と直接と違いがあるだけで全く同じことなのである。
相手に矢を向けたら、相手もこちらに対してやがて矢を向けてくるだろう。
と言うことは、相手に矢を向けたら、相手と自分の二人に矢を向けたことになるのである。
自分に矢を向けた場合でも、被害者は一人ではない。
自分のまわりにいる伴侶や親、子どもたちにもその悪い影響が及んでしまう。
あなたの肉親に矢が刺さっているのを見たら、あなたもきっと苦しむことだろう。
自分に矢を向けても、結局は人に矢を向けたのと同じになるのである。
心の法則は因果応報で、自分が行ったことがやがては返って来る。
全ては心の反射で、心と現象とは一対なのである。
いくら相手と争っても、それは鏡に写っている自分と闘っているに等しいのである。
(『たった2日であなたを神に目覚めさせてみせる』ハギジン出版)