こんにちは!
当店『禅』のブログをご覧いただいてありがとうございます。今回は水谷が更新させていただきます。
先日のことです。私のスマートフォンが家の中で行方不明になりました。家の中にあるのはわかっているし、そのうち出てくるだろうと、たいして気にしていませんでした。自分はスマホ依存じゃないし大丈夫…。ところが一時間もしないうちに、なんだかソワソワ落ち着かない。緊急で使いたいことがあるわけでもないのに、スマホの誘因力って凄い!怖いくらいだ、と身をもって体験しました。
というわけで今回は自分への戒めも兼ねて、スマホとの付き合い方を考えてみたいと思います!
なぜついついスマホを触ってしまうのか。それは私達の本能と深くかかわっていることが分かっています。
人類は地球上に現れてから99.9%の時間を、狩猟と採集で過ごしてきました。現代でも脳は当時のままの習性で、デジタル化に適応していません。狩猟採集時代には危険回避や食糧確保のための情報は最重要事項であったがゆえ、情報を得たり何か変化を知ると、脳の報酬系が刺激されドーパミンが出るように進化したといわれています。
現代を生きる私達の脳も、スマホから絶えず得られる情報によりドーパミンを出してしまい、その快感から依存してしまうというわけです。
またスマホにより人とのつながりを求めてしまう、という面もあると思いますが、これも太古より受け継がれる人類の習性なのだそうです。人類の歴史上、死亡原因で一番多いのは飢饉や疫病よりも、意外にも人殺しによるものだそうです。ひえ~っ!それゆえ自分の価値を周囲に知らしめ、仲間と仲良くやっていくことは、食糧確保と同等に一大事であったということです。
では、スマホを使いすぎるとどのようなデメリットがあるのでしょうか。
*視力障害 *肩こり・首こり *睡眠障害 *生活リズムの乱れ
*学習能力の低下 *運動能力の低下 *集中力・注意力の低下
等が挙げられます。
身体的なことだけではなく、ついダラダラと長時間スマホを触ってしまい自己嫌悪になったことがある方も多いのではないでしょうか。(私はそうです…)
スマホから離れる方法を調べてみました。
*時間を決めて使う *使用目的をはっきりさせてから使い始める。(〇〇を調べる、とか)
*通知音は切っておく *使用時間表示アプリを使う
私もこの機会にスマホの使用時間を減らせるように意識していきたいと思います。
便利ではあるけれど、使い方を間違えるとデメリットになりかねないスマホ。脳科学者が私達を、私達の脳を、スマホの虜にするため日夜研究しているそうです。抗うのが難しいはずです。本来、人間が新しいテクノロジーに適応するべきなのではなく、テクノロジーが私たち人間に寄り添うべきです。脳科学者の策略にのるものか!とスマホをわきに置いて散歩にでも出かけようと思います(^^)
スマホで首や肩がこる方、ぜひ禅へいらしてください!!