妊娠時の腰痛について少し詳しく解説します!
筋肉・じん帯・骨格等の働きが分かれば、妊娠中だけに限らず
辛さの原因や、改善法などが分かりやすくなりますので、ぜひご覧ください!
〇妊婦さんの腰痛
以前紹介した妊娠中の腰痛の原因としては以下の3つです!
・妊娠中に分泌されるホルモン
・ストレスなどで胃腸にかかる負担
・お腹が大きくなるにつれての姿勢の変化
この代表的な3つの原因を解剖学の目線でお話すると
『お腹が大きくなるにつれての姿勢が変化する』ということです!!
妊婦さんはお腹が大きくなってくると、重心のバランスを保つために自然と腰を
反らせたような姿勢になってしまいます。
この姿勢により、骨盤の傾きから腰椎や腰を支える筋肉の負担が生じます。
その負担がかかる筋肉は大きく分けると6つです。
①脊柱起立筋
②腸腰筋
③腹直筋
④大腿四頭筋
⑤ハムストリングス
⑥大殿筋
身体の辛さは筋肉の伸縮に問題があります。
どこかの筋肉が伸びすぎている・縮みすぎていることで辛さが出ます!
妊婦さんの腰痛の場合は②③④が伸びすぎ、①⑤⑥が縮みすぎているという
バランスの乱れから腰痛につながってきます。
この症状は妊婦さんだけに限らず、
ヒールをよく履く女性も同じ状態になっていると言えます!
ヒールを履くことで、自然に反り腰になり妊婦さんと同じような負担が筋肉にかかります!
また④⑤⑥の筋肉に関しては、伸縮バランスの崩れから腰痛に繋がるだけではなく、
股関節の痛みや足のだるさ・むくみ等にもつながります・・・
原因となる筋肉が分かれば、ストレッチをする際に
どんなストレッチが最適なのかが分かるようになります!!
どこの筋肉にアプローチしているかを、意識しながらストレッチしてみると
より効果的です!!
ぜひお試しください!!