最近肩こりがつらいな、、どうしてこんなにつらいんだろう。何かいい対処法はないかな。。
こういった疑問にお答えします。
肩こりは国民病とも言われている日本人で最も多い症状、悩まされている人も多いのではないでしょうか。
肩りが起こる原因、について書いていきたいと思います。
目次
肩こりが起きる原因
どうして症状が起こるの?
筋肉の緊張=人間の肩は重い頭と腕を支え続けている
根本の原因は下半身のバランス
ストレスなどの原因も
肩こりがひどい人は習慣を変える
姿勢を悪くしない
肩を温めて筋肉の血行を良くする
適度な運動や体操をする
入浴し身体を温め、リラックスする
肩こりがひどい時は一度整体や病院で診てもらう
肩こりが起きる原因
どうして症状が起こるの?
人は二本足で立っていて、身体の一番上におよそ5キロ程ある頭を試行錯誤しながらバランス良く姿勢を保っています。
その為に、首や肩に負担がかかりやすい体をしています。下半身や骨盤に歪みがあると、首から肩にかけての筋肉が頭のバランスや姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、肩凝りの症状が出てきます。
肩こりは、筋肉疲労と血行不良、末梢神経の傷などが挙げられます。
筋肉の緊張=人間の肩は重い頭と腕を支え続けている
首と肩の周辺には、さまざまな筋肉があります。これらは重い頭や腕を支えて立っているだけで、緊張し続けています。緊張が続くと筋肉が疲れて疲労物質がたまり硬くなります。それが血管を圧迫して血液の循環を悪くしたり、末梢神経を傷つけたりして、こりや傷みを起こします。また、血行不良になると、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、筋肉に疲労がたまって、ますます筋肉が硬くなってしまいます。
根本の原因は下半身のバランス
マッサージなどに行っていくら首や肩をほぐしてもその時はスッキリするかもしれませんが、長い目で見たらすぐに元に戻ってしまいます。その原因は下半身のバランスが悪くなっている為、人間は頭が重いので頭の位置を整えようとして首や肩の筋肉を使ってしまいます。
おまけに、日本人は西洋人に比べて頭が大きい割に、肩や首の筋肉は華奢なので、肩こりが起こりやすいといわれています。
実際、厚生労働省の「国民生活基礎調査(平成28年)」によると、女性が感じる自覚症状の第一位が肩こりで、男性でも第2位に上がっています。
肩こりは日本人の国民病といえるでしょう
ストレスなどの原因も
普段の生活の中での身体的なストレスや精神的なストレスが原因となっていることも考えられます。
身体的なストレスに加え、精神的なストレスも肩こりに影響を与えることが知られています。
これは、ストレスを感じると筋肉を緊張させる自律神経の交感神経の働きが活発になり、筋肉が緊張してしまうため、血行が悪くなって肩こりにつながると考えられています。
マッサージをしていると強めの施術を要望する患者さんがいます。
交感神経が活発になってストレスが多い人は神経が感じにくくなっている人が多いです。
そういう人はバランスとかよりも強いストレスが肩こりの原因になっている可能性が高いのでストレスの原因を出来るだけ解決していくことをしてみましょう。
肩こりがひどい人は習慣を変える
肩こりは一度かかってそのままにしていると癖になって、脳が肩の筋肉を使って姿勢を維持することを覚えてしまうので一番大切なのは予防です。
肩こりを感じてしまっても日頃の生活習慣を改善して行けば治ります。
姿勢を悪くしない
先ほども書いたように、人間の体は頭のバランスを取るために必死です。
同じ姿勢を長く続けていると負担のかかっている筋肉と使わない筋肉に別れて、筋肉に変な癖がついてしまいます。
デスクワークなど普段同じ姿勢を撮り続けなければならない人は内ももや背中にクッションを挟んだりして、普段使っていない筋肉も使うようにしましょう。
肩を温めて筋肉の血行を良くする
原因は解決されていませんが、筋肉を温めて血行を良くすると肩の疲労回復につながります。
筋肉は使うと疲労物質、いわゆる老廃物を排出します。その老廃物が神経に触れてコリや痛みを感じるようになります。
肩に負担がかかってしまう姿勢を解決しなければ根本のコリは取れていきませんが、即効性があるのでその場ですぐ試すには温めることをおすすめします。
適度な運動や体操をする
やはり一番は運動や体操をすることです。
筋肉は血液を心臓から末端に運ぶポンプの役割をしていますので、体に溜まった疲労物質を流すには運動が一番効果的です。
スポーツジムで働いていた時に運動が習慣づいている人と習慣づいていない人はこんなにも発言が違うのかと驚きました。
運動が習慣づいていない人
今日は仕事が疲れたから運動しないで休もう
運動が習慣づいている人
今日は仕事が疲れたから運動したい
まるで正反対です。
習慣づいてくると効果を実感してくるので、運動した時としない時の翌朝の調子が変わってきます。
運動が慣れるまで筋肉痛や関節痛などがあるかもしれませんが、それは最初だけです。
そこを乗り越えるかられないかで人生も変わってくるので、健康を手にしたい方は運動するように最初、頑張りましょう。
入浴し身体を温め、リラックスする
1日の終わりにお風呂に入ってリラックスすることはとても大切です。
人間には交感神経と副交感神経というものがあります。
交感神経は緊張の神経です。仕事をしている時、動いている時などに働いている神経です。
副交感神経はリラックスの神経です。寝ている時や休んでいる時に働きます。
仕事で交感神経をバリバリ活発にさせてそのまま寝てしまうと、睡眠の質が悪くなり次の日に疲れが残ってしまいます。
シャワーだけで済ましてしまうと交感神経を活発にしてしまうので、疲れがひどい時などはしっかり湯船に浸かって体をリラックスしてさせてあげましょう。
入浴をして体を温めると後者の副交感神経が働いて眠りの質を上げてくれる効果があります。
肩こりがひどい時は一度整体や病院で診てもらう
肩こりは人によって生活習慣が違うので原因なども変わってきます。
整体師として多くのお客様を診させていただいている中で最も多いのが下半身のバランスが悪くなることにより上半身が猫背になったり、背骨の湾曲がなくなってストレートになってしまったりしている人がとても多いです。
肩こりがひどい人は一度整体や病院で診てもらうことをおすすめします。
肩こりは治る病気です。
諦めずに健康を手に入れていきましょう。