ほぐし処ねこやでございます。
昨日、保育士家にかわいい家族が増えたことはお話いたしましたね。
ねこやあるじが目撃した「保育士と運命的な出会い」を、ここで語らせていただきます。
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◇文具にこだわる保育士
保育士、けっこう文具にこだわっておりまして。
ボールペンの基本はジェットストリーム、しかしながら某ゲームスライム柄進行度ノートは、スライム色のきれいなボールペンを愛用しております。
その発色のいいボールペンが、ハンズかロフトでしか売ってないんですよ。
ここ、逆井から車で一番近いのは、アリオ柏のロフト。
他に用事があったねこやあるじも、連れ立って行ったわけです。
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◇お腹空いてるんじゃない?
駐車場に止めて、ロフトに直行、かとおもいきや。
保育士が私を見て言いました。
「ねえねえ、もしかしてお腹空いてるんじゃない?」
……ばれてーら。
たぶん、車の運転がちょっと荒かったんだと思います。
そういうところに気が付くのは、さすが、言葉で伝えられない子供を世話する保育士。
というわけで、ロフトにいく前に一階の食べ物界隈へと。
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◇その途中にはペットショップが
その途中には、ペットショップがあるわけで。
可愛い子猫様のご尊顔を拝するのは、猫のしもべの当然の務め。
二人連れ立って、ショップに入ったわけです。
一番目立つアクリルケージの中に、その子はいました。
眠いのか、疲れたのか、アクリルガラスに顔をべったりとくっつけて、おやすみなさいしている、青灰色の長い毛並みを持つ、子猫が。
人が通っても、じっとながめても、おかまいなしですやすやと。
ブリティッシュショートヘアーの純血、と、説明には書いてあります。
当たり前の突っ込みどころは、「ショートヘアーでロングとはなんぞや」ですが、まあ、けっこうそんなもんです。交配次第ででるときゃでます。
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◇一生の憧れだった子
ねこやあるじ、思わず、保育士を見つめました。
もう二桁年の付き合いになりますが、その最初のころから「ブルー(青灰)の長毛、憧れてるんだけど、そんな子は道端に落ちてないのよねー」と、話していたのを思い出したのです。
基本は拾い猫、もらい猫を育てている保育士ですが、そろそろ年齢的に最後の一匹だということもあり、どういう猫を飼うか、悩んでおりました。
聞けば、一度引き取られたお宅で飼えない事情が出てしまい、お店に戻ってしまった子だそうで。
もう少しで5か月になるような子ですので、お店としても良いご縁を探していたようです。
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◇運命としかいいようがない
お店の人に勧められてご対面。
子猫は、大抵の猫が嫌がる私の膝(何が落ち着かないんだろう…泣)で安らいでくれました。
保育士が、真剣な目をして言いました。
「運命としかいいようがないね」
かくして、ボールペン購入の旅は、ナヴィたん(スペイン語のクリスマスの意(ナヴィダ)をもじって)との出会いの旅となりました。
あ、手続き後、無事に食事はたべられましたよ。
ありがたやありがたや。
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ほぐし処『ねこや』
