ほぐし処ねこやでございます。
人それぞれの味の好み、実は、身体の欲しがる栄養で変わるってご存じですか?
今だと、塩気のある飲料が汗をかいた時にえらくおいしく感じる、というのが有名です。
他のものでも、身体(肉体)が必要かどうかで、味が全く変わって感じます。
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◇レモンティーが大嫌いだった
これはあるじの実際の体験談ですが。
実は、昔、レモンティーが大嫌いでした。
紅茶は好きで、ストレートやミルクティーは飲むのに、レモンティーだけがダメ。
単にペットボトル飲料だから、かと、自分で淹れてみましたが、まあ、おいしいとは感じられませんでした。
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◇ある日、目が離せなくなった
ところがある日、なぜか自販機のレモンティーから目が離せなくなりました。
本当に毛嫌いしていた、一度飲んで半分捨てたことのあるものです。
目を逸らして、違うものを買おうとしたのですが、何度見てもそれが欲しい。
天を仰いで、苦虫をかみつぶしたような気分で、一本買いました。
視線が逸らせないぐらいだから、まあ、一口ぐらいは飲めるのだろう。
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◇味がしなかった
そう思って口をつけたそれは……味がしませんでした。
まるで、何も入っていない水のようです。
するすると入っていくレモンティーに、この味ならまた飲んでもいいな、メーカーが改善したのかな、と。考えておりました。
ええ、最後の二口で、いつものまずさに変わるまでは。
同じロットどころか、同じペットボトルで、ずっと続けて飲んでいたものが、いきなり味が変わるなんて。
信じられないかもしれませんが、実際に起こったことです。
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◇肉体の要求
たぶんですが、ふだんは要らない栄養素が、その時だけは必要だったのでしょう。
いらなくなったら断固拒否、ってのは、経済観念なんて関係ない肉体の要求らしい話です。
というわけで、自分の味覚は、身体が必要だと感じているものをおいしく感じる、ということを知っておきますと、何かと戸惑わずに済みます。
因みに今は、レモンティーは大好物となっております。
一体何がレモン系を拒否していたのかは、謎のままです。
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ほぐし処『ねこや』