アロマセラピーを安全に行うためには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
精油は正しく使えば素晴らしい作用がありますが、間違った使い方をしてしまうと心身に悪影響を及ぼす場合があります。
そのため、細かく禁忌事項が定められています。
アロマの禁忌とは、その人の体質や症状、その時の状況などで使用しない方が良い精油のことです。
この記事で挙げる精油は、あくまでも当サロンで使用しているものだけですので、精油を購入するときは必ず専門スタッフに聞くか、説明書などで確認してくださいね。
特に注意したい禁忌は、高血圧・てんかん・妊娠中でしょうか。
高血圧とてんかん、これは共にユーカリとローズマリーが禁忌精油です。
血液循環を高めすぎたり、神経毒性の成分があるためです。
妊娠中に関しては、初期・中期・後期いずれも多くの精油が禁忌になっています。
全てではありませんが、抽出部位に花が含まれる精油が多いですね。
花は植物の生殖器官で、ここから抽出された精油はエストロゲン作用があり、心や体を正常な状態にする手助けをしてくれます。
女性の生殖器官を正常にするということは、月経を促すことになりますので、流産の危険性があります。ですから、禁忌となっているのです。
また、抽出部位が花以外の精油では、サイプレス・シダーウッド・ミルラも妊娠中は禁忌となります。
妊娠中は一般的に血圧が高くなりますので、ローズマリーなど血圧を上げる作用のある精油も使用できません。
反対に、血圧を下げすぎてしまうのも良くありませんので、マージョラムも使わない方が良いです。
きちんとした知識に基づき、正しく安全に精油を使用すれば、アロマセラピーは素晴らしいものです。
当サロンでは約30種類の精油をご用意して、貴女をお待ちしております。
どうかアロマのパワーを感じにお越しくださいね♪