こんにちは。治療院RESETの院長伊藤です。
今回は現在増えている難聴の説明です。
経験談になりますが、10年前は肩こりが悪化した場合、殆どは頭痛として症状を訴える方が多かったように思います。
しかし最近は肩こりからも耳鳴り、耳詰まり感、聞こえにくい、めまいなど少なかった症状が増えてきました。
耳は音を聞くだけでなく、平衡感覚、更に直線方向の動きと重力と遠心力にも関わっています。
【難聴の説明】
音が耳に入ってから脳に伝わるまでのどこかの段階で障害が起こり、音が聞こえにくくなったり、まったく聞こえなくなったりする症状。
耳の構造は、
「外耳」(入り口から鼓膜までの部分)
「中耳」(鼓膜、耳小骨[じしょうこつ]、鼓室[こしつ]と乳突蜂巣[にゅうとつほうそう])
「内耳」(さらに奥の蝸牛[かぎゅう]と三半規管などがある部分)
の3つに大きく分かれています。
外耳と中耳は音を伝える役割をしており、内耳は音を感じて脳に伝える役割をしています。
これらのどこか、あるいは大脳の聴覚中枢に障害が起こると、難聴を発症します。
【難聴の分類】
外耳と中耳の障害によって音がうまく伝わらない「伝音難聴」と、内耳や脳に問題があり、音をうまく感じ取れない「感音難聴」の2種類に分けられます。
・伝音難聴:中耳炎や外耳炎、耳硬化症、耳あかの詰まりなどによるもの
・感音難聴:加齢性難聴や突発性難聴、ヘッドホン難聴などの音響性難聴、騒音性難聴、低音障害型感音難聴、メニエール病など
難聴の診断は、各種の聴覚検査や画像検査などによって、障害されている場所や原因疾患を特定して行われます。
(参考資料:厚生労働省 e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/sensory-organ/ys-02.html)
【院長からのメッセージ】
しっかりと治療法が確立している難聴ならば良いですが、『突発性難聴』という原因がハッキリしていないものもあります。
突発性難聴の原因としては「ストレスや過労、睡眠不足、糖尿病」などがあると起こりやすい言われています。
医療機関での対応としては内服や点滴の副腎皮質ステロイド薬による薬物療法が中心になります。
他にも血管拡張薬(プロスタグランジンE1製剤)やビタミンB12製剤、代謝促進薬(ATP製剤)などを使用します。
当院ではまず患者様のストレスを感じている症状を伺って、痛みを限りなく減らした整体によって全身の症状を同時に対応いたします。
難聴はストレスや過労、睡眠不足を減らすことで、耳の血流や神経が安定しやすい環境になるでしょう。
身体が感じている痛みや辛さを取り除くことは、難聴が良くなっていく身体的環境も整えることに繋がります。
整体だけでなく、カウンセリング・原因説明・生活指導も細かく行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
いつでもお待ちしております。
治療院RESET
伊藤
おすすめコース