『ギックリ腰と鍼治療』
こんにちは、治療院 RESETの院長伊藤です。
本日は最近書かせていただいている、当院の鍼治療はギックリ腰で仰向きも難しいほど痛みを発生させてしまう患者様に活用することが多いです。
ギックリ腰は炎症が強く、痛みによる歩行痛、運動痛も伴います。
そのため当院では炎症を引かせて、早期に患部が耐えられるレベルまで回復させるようにしています。
鍼は1979年にWHOで適応疾患が発表されるなど、科学的にも証明されています。
鍼で刺すことが神経を刺激して免疫力を利用、血行が促進されて、痛みや疲労の原因となる物質を老廃物として排出する作用を主に活用します。
他にも組織の機能回復をさせる作用があります。
当院では患部の炎症が発生している部分への鍼は実施しません。
逆に患部以外へ血流を促すことができれば、過剰な炎症を患部の回復に必要な量まで戻せば、安全にギックリ腰を治すことができます。
しかし、繰り返しのギックリ腰やヘルニア、狭窄症の方は正常に治し過ぎることは危険に繋がることがあります。
正常に治すことは、正常に体を使うため、腰椎や筋肉自体が脆くなっている場合は支えることができません。
カウンセリングの際に過去の負傷、検査で神経テストや可動域テストなど調べて計画を立てております。
『鍼の手法は大きく2つ』
・東洋医学(中医学)を活用する鍼
体の不調を内側から根本的に治療しようとする鍼。
脈診や舌、肌の色などから悪い臓器を確認して、腰の治療する経穴(つぼ)を選択します。
中医学と書かせていただいたのは、鍼は元々中国で2000年以上前に誕生して、7世紀頃に東洋医学が伝わりました。
・西洋医学を活用する鍼
当院で活用している手法になります。
西洋医学は体の悪い部分に直接アプローチする鍼です。
東洋医学や中医学の知識ではなく、解剖学や生理学、運動学などの知識とこれまでの経験からの技術で鍼を刺す部分を判断します。
問診の情報以外に、触った筋肉や関節の感触から、どのような動きやどこが原因で発生したのか調べながら治療します。
『院長からのメッセージ』
今は鍼パルスで電気を流しながら治療したりと、保険治療と平行している院では多く活用されています。
私は全て触って15分刺すまでに使ったり、もしかしたら古い手法かもしれません。
整体と同じく、鍼は鍼灸師次第でやり方も効果も全く変わります。
誰が正しいとかも細かく立証が難しいのではないでしょうか。
患者様にも鍼で怖い思いをされて、それ以来鍼されるのは回避しているということもあることは事実です。
それはバキボキする整体も同じですが、当院では安全な整体や鍼をこれからも心掛けたいと思います。
ギックリ腰お悩みの方は、まずお気軽に電話、またはLINEでご相談ください。
治療院 RESET
伊藤力
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