「Margarites」ギリシャ語で“真珠”の意味を持つ、純白で清楚な花びらのマーガレットの花。
“好き嫌い好き。。。”で知られる花占い。
好き、嫌い、と一枚一枚花びらをちぎっていき、
最後に残った一枚が好きで終われば、想っている人が自分のことを想ってくれている、という占い。
マーガレットがよく恋占いに使われることから、“心に秘めた恋”という花言葉の由来になっているようです。
マーガレットは花色で、花言葉も違っていて、白は“秘めた恋”、黄は“美しい容姿”など。
マーガットには伝説があります。
ギリシャ神話のお話。
太陽神アポロンの双子の妹で、狩猟の神アルテミスは、清らかで高潔な処女神とされていました。
ですが腕の立つ狩人であった巨人のオリオンと一緒に狩りをするうちに、二人はお互いに惹かれていきます。
これをよく思わない双子の兄アポロンは、頭だけ出して海を渡るオリオンを指さして、
妹のアルテミスに「お前はあの小さな島に矢を命中させることができるか?」と言い、アルテミスは「もちろん」と答え、
それがオリオンだとは知らずに矢を放ってしまうのです。嘆き悲しむアルテミスの為に、父であるゼウスはオリオンを夜空の星に変えました。
そんなアルテミスに捧げた花がマーガレット。
“優しい思い出”“私を忘れないで”という花言葉とともに。
マーガレット、そんな伝説があったんですね。
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