春に咲く花。水仙。
ヒガンバナ科の耐寒性球根草で、種類はニホンズイセンやラッパスイセンなどおよそ30種類もあります。
水仙の学名は英名でNarcissusナルシサス。ギリシャ神話に出てくる美少年のナルキッソスが語源。
ナルキッソスの名前は、ギリシャ語で麻酔を意味する“ナルケ”という言葉が語源で、これは水仙にはナルシチンという物質が含まれていて、
麻酔作用を持つことに由来しているようです。
ギリシャ神話では、昔ある村に、ナルキッソスという美少年が住んでいました。
男女問わず彼の虜になる者が絶えませんでしたが、ナルキッソスは誰も愛そうとはしませんでした。
彼に振り向いてもらえず、命を絶つものもでてきました。
その一人が、森の妖精、エーコー。
かつて妖精エーコーは、主神ゼウスの浮気相手となった仲間をかばい、ゼウスの妻ヘラを歌とおしゃべりで足止めしたことがあり、
このことでヘラの怒りを買い、“他人の言葉を繰り返すしかできない”という呪いをかけられていました。
なので、誰も愛さないナルキッソスに恋をしても、想いを伝えることすらできませんでした。
悲しみのあまり、エーコーは肉体を失い、声だけの存在になってしまいました。
この悲しい出来事に激怒したの義憤の女神ネメシスは、ナルキッソスに呪いをかけます。
ナルキッソスは泉に呼ばれ、泉をのぞくと、水面映った自分に恋をして、水面に映った自分に口づけしようとして、その結果溺れ死んでしまいます。
その後、泉のそばには水仙の花が咲いていたそうです。
そんな伝説があったんですね。
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