印刷方法により、着色に用いられる材料も違ってきます。
インクジェットプリンターなら“インク”、レーザープリンターなら“トナー”。
ではインクとトナーのメリットとデメリット。
インクは染料系だと高解像度で色の再現性が高く、重ねた時の発色が綺麗で、高解像度のものや写真印刷に向いている一方、
水にぬれると滲みやすく退色しやすいというデメリットがあります。
また印刷速度もトナー印刷に比べて、遅くなります。
トナー印刷は、水に塗れても退色しにくく印刷物が長持ちし、印刷スピードも速く大量印刷に向いています。
しかし高解像度の写真などの印刷には向いてないとされています。
インクの成分は、水が80%以上を占めていて、
そのほか、グリセロール類、トリエチレングリコールモノブチエーテル、色材などで作られています。
グリセロールは、保湿性に優れた液体で、プリンタのノズルやインクの噴射口が目詰まりしないように。
トリエチレングリコールモノブチエーテルは、写真用紙や市販の紙は水分をはじく特性があるため、
インクが付きやすいように浸透剤の役割をするもの。
トナーの成分は、スチレン・アクリル酸エステル共重合体と酸化鉄がほぼ半々の割合で、これに非晶質シリカです。
酸化鉄。感光体ドラムの版に電荷を加えて、レーザーを加え、指定されたところにトナーが飛び散る必要があるため“鉄”が使われているようです。
何となく印刷していたけど、印刷の仕組みやインクの原料を調べていると、ほんとに凄い技術なんだなぁと思います!
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