“花の女神フローラが牧場で秋の夕暮れを楽しんでいました。
すると牧場の精が現れ“草花が枯れていき、子羊たちが秋の花たちとの別れを悲しんでいます。
どうか彼らが心地よく眠れるように素敵なベットを与えてください”とフローラに頼みました。
妖精たちの話に心を打たれたフローラはその願いを聞き入れ、秋に咲く最後の花として紫のサフランの花を咲かせ、子羊のベットにしてあげたといいます。
羊たちは、その花をベットにして、ぐっすり眠れるようになりました。それがサフランの始まりで、秋の最後に咲く花となりました。”
こんなギリシャ神話をもつサフランの花。
10月~11月に咲く紫色のお花。
日本へは江戸時代にオランダから船でやってきました。
気分を爽快にし、酒の悪酔いを防ぐ、などの薬効に由来して“歓喜”の花言葉があります。
過剰に摂取すると脳に影響を及ぼして興奮状態になるとも言われ、そのために“乱用するな、調子に乗らないで”という花言葉も付いています。
学名のCrocusは、ギリシャ語のkrokos(糸)が語源となり、長く糸状に伸びるめしべを持つことに由来しているそうです。
この長いめしべ。
ヨーロッパでは紀元前から、乾燥させたサフランのめしべ(紫の花の中心に3本の赤いめしべの柱頭がある)を乾燥させて、香料、染料、薬用として利用されていたようです。
サフラン1gを作るのに、花166輪が必要とのこと。花からめしべを取り出す作業を人の手で行うために人件費もかかってきます。
そのためスパイスのサフランは高価になるようです。
ブイヤベース、パエリアなど、料理の色付けや風味付けの香辛料として使用されています。
観賞用として、料理のスパイスとして。
そして素敵な神話を持つサフラン。
とても魅力的なお花ですね(*^-^*)
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