幸せを呼ぶとされているオリーブの木。
オリーブは旧約聖書と繫がりがあるようです。旧約聖書の創世記では、神が人々の悪行を怒り、洪水で滅ぼすことにします。しかしノアだけは正しい人だったため、神は、彼とその家族を救済することにしました。ノアに彼の家族とすべての動物のつがいを乗せる方舟を造るように命じました。そして洪水から40日後、ハトにより、洪水がひいいたことを知ったと言います。最初に放したハトはすぐに戻ってきたので洪水がまだ収まっていないことを知り、次に放したハトはオリーブの若葉をくわえて帰ってきたので嵐が収まったことを知り、最後に飛ばしたハトが戻ってこなくなったので、平和がよみがえったことを知ったそうです。言い伝えがもとになり、オリーブは平和のシンボルになったと言われています。
オリーブはギリシャ神話にも出てきます。知恵と戦いの女神アテナと海神ポセイドンは、ひとつの都市の支配権を巡り争っていました。大神ゼウスは、両者のうち最も人々の役に立つものを創造したほうにその都市を与えることにしました。ポセイドンは戦いで良い働きをして勝利に導いてくれる馬を作り出し、アテナは痛みを和らげ、そして貴重な食料になるオリーブの木を植えました。神々は馬よりオリーブのほうが人々の役に立つことを認め、その都市をアテナに与えました。その都市はアテナイ(現在アテネ)と呼ばれるようになり、アクロポリスのパルテノン神殿では女神アテナ守護神として祭られ、オリーブは“聖なる木”として広がりました。オリーブはアテナイに捧げる木となり、アテナイの祭の競技の勝利者にはオリーブの冠が与えられました。アテナイ、古代オリンピックの発祥の地として知られていて、オリンピックの勝者にはオリーブの冠が送られ“勝利”の象徴としても用いられています。アテナが贈ったオリーブは様々な用途に使える知恵の詰まった贈り物。これにちなみ“知恵”の象徴として知られるように。
オリーブには“平和”“知恵”という花言葉があります。“平和”は旧約聖書『創世記』にあるノアの方舟の物語にちなみ、“知恵”は、ギリシャ神話にて女神アテナがオリーブの木を植えたことに由来しているそうです(^-^)
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