“大祓(おおはらい)”
罪や穢れ(けがれ)を祓い、年越しの大祓までの半年を新たな気持ちで過ごすことができるように祈る神事。
大祓は、神道の儀式で、人が散らず知らずのうちに犯した罪や過ち、心身の穢れ(けがれ)を祓い清めるもの。
大祓の時期は年依2回あり、“夏越の大祓”と“冬越の大祓”のようです。
大祓は、日本神話の伊邪那岐(いざなぎ)の禊祓い(みそぎはらい:人々の罪や穢れを祓い清める神事)を起源としていて、西暦701年の大宝律令
によって正式な宮中行事の年中行事に定められ、神社の年中行事になり、現在も多くの神社で行われている
ようです。
伊邪那岐の日本神話について詳しく調べてみました。
イザナギとイザナミの夫婦は、日本の国土や多くの神を産みます。
妻のイザナミは火の神を産んだときの傷がもとで亡くなってしまい、
黄金の国(よみのくに死後の世界)に行ってしまいました。
そのことを悲しんだイザナギは、イザナミを黄金の国に迎えに行きました。
イザナミは“私はもう黄金の国の住民になってしまいました。
しかしあなたと一緒に元の世界に戻りたいので、黄金の国の神々に相談します。
相談している間、こちらを見てはいけません。”
と言いますが、イザナギは待ちきれず、こっそりイザナミの姿を見てしまいました。
イザナミは亡くなったあと醜い姿になってしまっており、それを見たイザナギは元の世界に逃げ戻って
しまいました。
黄金の国からひとりで戻ったイザナギは、川の水で穢れを祓いました。
この時、イザナギは体を川の水で洗った時に多くの神が生まれました。
左目を水で洗った時に生まれったのが“天照大御神(あまてらすおおみかみ)、
右目を洗った時に生まれたのが月の神である月読命(つきよみのみこと)、
花を洗ったときにうまれたのが須佐之男命(すさのおのみこと)
の三貴神と言われているそうです。
6月は、夏の暑さがはじまり、心身の疲れが出たり、気力が衰えたりしやすい時期。
夏越の大祓には、
これからくる夏を病気などをせずに乗り越えられる様という願いがこめられているようです。
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