バラは古くから人と関わりがある花。
古い絵画にも、たびたび薔薇の花は描かれています。
ギリシャ神話ではバラは愛と美の女神アフロディーテを象徴する花とされているそうです。
薔薇の神話について調べてみると、
薔薇にはいくつかの神話があるようです。
大神ゼウスと大洋の神の娘ディオネにより海の泡から生まれたアフロディーテ。
海の神により生まれたとても美しいアフロディーテは、オリンポス12神の一人。
そしてアフロディーテは、愛と美と性をつかさどる女神。
海の神により絶世の美女が生まれたので、陸の神が“私にも美しいものが生み出せる”と言って薔薇を創り出し、神々は神酒ネクタルをバラにそそいでその完璧な美しさを賞賛したと伝えられているそうです。
もう一つの神話。
ギリシャのコリントという所に、美しく、賢く、誇り高いローダンテという女性がいました。3人の若者に求婚されていましたが、ローダンテは1人を選ぶことができず、アポロンとアルテミスの神殿に身を隠します。
しかしローダンテを追って3人の若者が神殿に入ろうとしたので、ローダンテは3人の前に姿を現し“ここは神殿です。汚してはいけません”と言って、入って来るのを止めました。
その姿に、若者たちは“ローダンテこそ我々の女神だ”と言って、アルテミスの像を下ろして神の台座にローダンテを上げようとします。
それを空の上から見ていたアポロンは、ローダンテが自分でアルテミスの台座に上がろうとしていると誤解して、太陽の光の矢でローダンテの身体を打ちました。すると、ローダンテはバラの花に姿を変え、3人の求婚者たちは、毛虫、蜜蜂、蝶に姿を変えられてしまいました。そのため毛虫、蜜蜂、蝶は、今でもバラに集まってくるんだそうです。
薔薇にまつわるもう一つの神話。
愛と美と性をつかさどるアフロディーテは、恋多き女神。そして王子アドニスを深く愛していました。しかし、アドニスは狩りの途中で、アフロディーテの愛人の軍神アレスが放った野生のイノシシに突かれて命を落とします。
アフロディーテはアドニスの悲鳴を聞きつけて、尖った岩がある道を構わず裸足で走ります。その時にアフロディーテが踏んだ白い薔薇が赤く染まり、赤いバラになったと言われているそうです。
バラは油絵で時々描くモチーフ。
こんなギリシャ神話があったのかぁ、と思いながら今度はどんなバラを描こうかなぁ(*´▽`*)
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