冬場になると顔を出す冷え性は、血行不良からくるものや筋量不足からくるものなど、色々な原因があげられます。特に立ち仕事やデスクワーク中心の生活を送っている方は、同じ姿勢でいることが多い為、足元の冷え性を起こすことが多いです。
今回は、ご自宅でもできる簡単なマッサージをご紹介します。
用意するものはタオルだけ。水に濡らしたタオルを固く絞って、電子レンジで1~1分半ほど温め、温タオルを作ります。尚、作り立ての温タオルはかなり熱いのでヤケドに注意しましょう。
この温タオルをふくらはぎに巻き付け、あとは床に座った状態で手と指で優しく押圧していくだけです。この時、いくつかのポイントがあるのでご注意を。
ポイント1、ふくらはぎは下部を重点的に温める事
ポイント2、押圧する際は痛みを感じない程度の力で、足と逆の手を使い、ふくらはぎの上部から足先方向へ、親指と他の四指で掴むように押していく事。
ポイント3、途中で気分が悪くなったら、速やかに中断する事。
以上です。
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれ、血流を心臓方向へ送り出す強力なポンプの役目を果たしている為、柔軟性の確保、血行の促進は、体全体の冷え性の対策にも繋がります。
タオルはしばらくすると冷めてしまうので、ある程度、ふくらはぎが暖かくなったら取ってしまいましょう。また、タオルを作るのが面倒くさい……、という人は、お風呂上りに行うのもいいですね。