ぐりとぐら(2021年10月21日 12時00分) リラクゼーションくらぶイヤシス フェアモール・エルパ店

『ぐりとぐら』をご存知の方は非常に多いと思います。
そうです。あの絵本の『ぐりとぐら』、です。
私は子供の頃に読んだことがある絵本なのですが、世界中で大人気、増版に増版を重ね、今やシリーズ累計発行部数は2600万部を超えているというから驚きですね。
子供向けの絵本とはいえ、もちろんプロが作っているお話ですから、非常に良くできています。作者は児童文学作家の中川李枝子先生、可愛らしいイラストは山脇百合子先生によるもの。
青い帽子をかぶった『ぐり』と、赤い帽子をかぶった『ぐら』。二匹の野ねずみが主役の物語は、子供心に楽しくわくわくを与えます。
大人になってあらためて読んでみても、また新しい発見がありました。
絵本らしい文体やイラスト、子供の読者を想定した『音読』のリズムなど、勉強になるなーと、感心してしまいます。子供が物語に集中できる作りになっているんですね。
第一作は大きなたまごから、ぐりとぐらがカステラを作る物語。

親に読んでもらった後、おやつに「カステラが食べたい」なんて、駄々をこねてしまった人もいるのではないでしょうか?