近年、ビデオゲームのプロ化に伴い、eスポーツという言葉が世間に浸透してきたように思います。
ゲームのプロという存在は、私の子供の頃には考えられなかったことですが、今は小中学生の将来なりたい職業にもランキングされるほど、人気があるようです。
確かに、eスポーツには脳神経や動体視力、コマンドの入力技術などのスポーツ要素が存在します。同じく、競技中の運動量が少ないアーチェリーや、クレー射撃などのスポーツに通じるものがあるのかもしれませんね。
さて、そんなeスポーツですが、現在、大きな問題に直面しているそうです。
それは選手の健康面での懸念です。
もっとも酷使する手首の負傷や、肥満、ストレス、糖尿病など、運動量の少ない競技ならではの問題点が指摘されています。選手は長時間のトレーニング中も、基本的には座りっぱなしであり、筋骨格系が原因の不調が起きやすい環境にあるのでしょう。
もちろん、トップで活躍している選手の中には、節制や身体トレーニングも並行して行っている方も数多くいらっしゃいます。
考えてみれば、企業からスポンサードを受けているプロは、見られる立場にいるので、外見も大事になってきますよね。
ただ、ゲームが強いだけではいけない。
何事も、バランスが大切なのでしょう。