「仕事中に振り向いた瞬間に、痛みが走って動けなくなりました」
「ズボンを履こうとして、足を上げたときにピキッときて、その場からしばらく動けませんでした」
このように急に腰に痛みがきて、施術院に駆け込まれる方がいらっしゃいます。
ぎっくり腰は、突然の腰の痛みが走り日常生活に大きな悩みをきたすことが多い症状です。
そこで今回は、ぎっくり腰とは何なのか、カイロプラクティックではどうやって施術していくのか、など
腰の痛みに悩む人が根本的な改善をできるような内容をお送りします。
【ぎっくり腰の原因とは?】
まず、ぎっくり腰がなぜ起きるのかについて説明します。
一般的には、筋肉や靭帯の緊張、椎間板の異常性、関節の問題などが原因とされています。
姿勢や重い物を持ち上げる際の大事な動作などから考えられることが多いです。
ぎっくり腰を予防するためには、日常的に姿勢を正し、正しい体の使い方を心がけることが重要です。
じゃあ、なぜ今まで大丈夫だったのに急にぎっくり来るのか?です。
それは、日頃の蓄積された筋肉の疲労がたまたまその瞬間に限界を迎えるからです。
本来であれば腰を曲げて物を摂る動作は、腰だけでなく、腕や肩、背中、足、ふくらはぎなど多くの筋肉を使って持ち上げるはずなのですが、それが筋肉の使い方が上手くできない人にかぎって、腰の筋肉のみで持ち上げようとしたりしたときに負担がMAXに達するわけです。
なので姿勢を正す、正しい体の使い方を心がけることが大事な理由はつまりそういうことなのです。
【ぎっくり腰に対するカイロプラクティック】
カイロプラクティックは、手技を用いて背骨や関節の調整を行います。
神経系の機能を改善し、自然治癒力を引き出すことを目的としています。
手術に頼らないため、アメリカなどでは当たり前の考え方としてとらえられていています。
施術によって背骨のズレを正し、神経の圧迫を解消することで、痛みの緩和とともに再発を防ぐ効果また、筋肉のバランスを整えることで、体全体の調和を保ち、ぎっくり腰になりにくい体を作ることが可能です。
【カイロプラクティック施術の流れ】
まず、ぎっくり腰で来た方をいきなり診ることはありません。
あまりにも痛すぎて、立っていられない、座っているのもつらいという方にはすぐにベッドで寝ていただきながら、少し問診をさせていただきます。
初回で腰の施術をすることはほとんどありません。急性期(ぎっくり腰になって初日~1日後くらい)には腰の筋肉が炎症している状態なので、触ると悪化する可能性があるためです。
前述したとおり、腰を過剰に使い過ぎて痛みが来たので、ゆっくりと全身をほぐしていきます。
すべてのパターンに当てはまるわけではありませんが、初回は起き上がれるぐらいを目的にして、あとはアイシングや安静にしていただくことが大事になってきます。
【予防とセルフケアの重要性】
初回以降は痛みの経過を診ながら、最初は短い周期で通っていただきます。
ぎっくり腰の再発を防ぐためには、日常的なセルフケアが欠かせません。 正しい姿勢を心がけることや、腰に負担をかけない動作を心がけることが大切です。
そのため、施術を通してセルフケアをお伝えしていきます。姿勢を正す運動や、取り入れてほしい栄養、睡眠時の姿勢や寝具に関してのアドバイスなどもさせていただきながら、生活習慣を改善することで再発予防へ導いていきます。
1度ぎっくり腰になってしまうと、2回、3回と再発する方が多くいらっしゃいます。
それはこの記事で説明したとおり、姿勢からくる筋肉の使い方が改善されていないためです。
痛みは2~3日で引いていきますが、慢性的な痛みは残っていくので、かばいながら生活していきます。
そうすると、根本的な改善には至っていないのでまた再発…ということになってしまうのです。
カイロプラクティックは根本的な原因を改善できる施術です。
もしぎっくり腰になってから、腰の痛みや、またいつ再発するかと怯えながら過ごしている方は一度ご体感ください。
お待ちしております。
おすすめコース
おすすめコース
おすすめコース