「寝ても3時間後には目が覚めちゃう」
「1時間おきに目が開いてしまって、ぐっすり寝た気がしない」
こうした睡眠に関するお悩みを持っている人は、年々多くなっています。
とある企業がやった23年度の約2000名を対象としたアンケートでも、「睡眠に関する不満がある」と答えたのが9割にも及ぶという結果が出ています。
でも実は睡眠に関するお悩みは、カイロプラクティックでも解消できるんです!
そこで今回はカイロプラクティック的「睡眠改善法」を紹介いたします。
【寝返りの重要性】
「20回」
突然ですがこの数字わかりますか?
これは「大人がひと晩で平均的に打つ寝返りの回数」です。ちなみに子どもは「60回」と言われています。
なぜ寝返りの数をいきなり紹介したかというと、睡眠にとって一番大事なのはこの「寝返り」だからです。
寝返りにはこんな効果があります。
・同じ体勢で血流が止まるのを防ぐ
・身体の熱を逃がす
こうした効果によってぐっすりと眠れるんです。
【睡眠のレベルを上げる】
「6時間寝ないとダメ」とか「短い時間じゃ寝てるうちに入らない」とか思ってませんか?
もちろん睡眠時間も大事ですが、睡眠で一番大事なのは「質」です。
3時間寝ただけでもやけにすっきりしている日とかありませんか?
そう、この睡眠の質を上げるのが「寝返りができているか?」ということなんです。
睡眠にはレベルがあります。1~4段階まであると言われていて、1が浅い状態、4に近づけば深い睡眠になります。
夢を見ているときはいわゆる「レム睡眠」という状態で、浅い眠り。
そうじゃないときは「ノンレム睡眠」という状態で、深い眠りに落ちていると言われています。
つまり睡眠によって体の疲れを取るためには、この深い睡眠状態「ノンレム睡眠」をとれるかどうかにかかってくるんです。
【睡眠の質を上げるための環境】
では深い睡眠を取るために、寝返りを打つにはどうすればいいのか?
それは寝具を見直すことです。
どういうことかというと、寝返りを打つためには姿勢が大事なわけです。
柔らかいベッドで寝ていると、腰が沈んでしまって寝返りがスムーズにできません。
寝返りは寝てる間に無意識に行うので、転がれる姿勢が大事なのです。
なのでなるべく硬いベッド、マットレスで寝る方がいいのです。
そして、枕。
こちらも頭が沈むくらいの柔らかさでは、簡単に振り向くことができません。
なので硬い枕で、なおかつ高さも7㎝~8㎝くらいの寝返りに適した高さが必要になります。
【カイロプラクティックは睡眠姿勢も大事】
なぜカイロプラクティックなのに「睡眠の大事さ」まで説明しているのかというと、寝ている間も姿勢が大事だからです。
起きた時に腰が痛い
寝ているときに腰が痛くて寝られない
横向きになって、丸くならないと寝られない
こうした状態はすべて姿勢から来ています。
人間の背骨が唯一休めるとき、それが「寝転がった状態」です。
その寝る体勢も悪い姿勢で寝ていたら、症状が悪化すると思いませんか?
猫背の人が、寝る時にも猫背(丸くなって横向きで寝る)で寝ていたら、一生猫背になりますよね。
こうした睡眠習慣、つまり生活習慣を改善することもカイロプラクティックには必要とされています。
【まとめ】
寝返りの重要性について理解していただけたでしょうか?
寝るために大事なことはいっぱいありますが、寝ている状態で大事なことは寝返りを打つことです。
そしてもっと大事なことは、どれだけ簡単に寝返りを打つために寝具を整えるかです。
子どもは一晩で60回寝返りを打ちます。
なぜ子どもは大人と同じ寝具でそれだけの回数を打てるのか?それは「体がやわらかいから」です。
子どもと同じ体になるのは難しいので、寝れる環境を整えていきましょうという話でした。
睡眠に関するお悩みや質問もお待ちしてます!ぜひ一度ご体感ください。
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