「ふらふらして怖い」
「原因が分からず、整形外科に通っても治らない」
こんな不安を抱えている方はいませんか?
実は猫背や姿勢の悪さが首に影響を与え、めまいを引き起こすことがあります。特に首の動きやゆがみがひどい場合は脳への血流が妨げられ、めまいが起きやすくなるんです。
この記事では、めまいの原因となる首の動きをチェックする方法と、かんたんなエクササイズを紹介します。
【猫背と頸椎がめまいに与える影響】
■血流不足
猫背によって頭が前に出ると、首の筋肉がかたまって、血管が圧迫されることがあります。これにより脳への血流が少なくなって、酸素不足でめまいが起きます。
■自律神経の乱れ
首の骨がゆがむことで、自律神経のバランスが乱れやすくなり、めまいだけでなく不安感や頭痛も引き起こすことがあります。
【自分でできるかんたん猫背チェック】
◇壁立ちチェック
壁に背をつけて立ち、後頭部・肩甲骨・お尻が壁に触れるか確認します。
もし後頭部が壁に触れない場合は猫背やストレートネックと考えられます。
◇首の可動域チェック
首を左右にゆっくり回してみて、どちらかが回りにくい、または痛みを感じる場合。
首周りの筋肉が緊張し、血流が妨げられている可能性があります。
【おすすめの首エクササイズ】
●タオルストレッチ
1.タオルを丸めて首の後ろに当て、手でタオルの両端を持ちます。
2.軽く顎を引きながら頭をタオルに押しつけるように後方に動かします。
3.3秒キープしてリラックスを10回繰り返します。
この動作で首の筋肉をほぐし、正しい首の位置を取り戻せます。
●耳引きストレッチ
1.頭を真っ直ぐ保ちながら、右手で頭の左側をつかみ、ゆっくりと右に倒します。
2.首筋が伸びたら、10秒キープ。左右交互に3回ずつ行いましょう。
これで首周りの血流が改善します。
猫背による首の歪みは、めまいの大きな原因となることがあります。
壁立ちチェックや首の可動域チェックを試してみて、できない場合は今回紹介したエクササイズで猫背を整える習慣をつけてみてください。
それでも改善しない場合は、カイロプラクターや専門医に相談し、早めに適切なケアを受けることをおすすめします。