「肩が痛くて腕が上がらない」
「デスクワークをしていると肩がガチガチ」
「肩を揉んでも全然良くならない」
肩の痛みで悩む人の中には、実はその原因が首にある場合が多いのをご存じですか?
首は頭を支える大事な部分で、肩や腕を動かす神経が集中しています。ここに負担がかかると、肩や腕にまで影響が広がり、痛みや違和感を引き起こします。
では、首からくる肩の痛みとはどのようなものなのでしょうか?
【首から肩に痛みが広がる原因とは?】
首が原因で肩が痛くなるのは、主に次のような理由があります。
・姿勢の悪さが原因
スマホやパソコンを長時間使っていると、首の筋肉を緊張させ、肩や腕の筋肉にも負担がかかる原因になります。
・神経の圧迫
首の骨の間にある神経が圧迫されると、肩や腕に痛みやしびれが生じることがあります。
・筋肉のコリ
首の筋肉がこり固まると、それを補おうとして肩や背中の筋肉が緊張します。この連鎖が肩の痛みを悪化させる原因になります。
【首が原因の肩の痛みを放置すると…】
首からくる肩の痛みを放置していると、次のような症状が出ることがあります。
◆肩や腕の動きが悪くなす
痛みが原因で肩を動かすのが怖くなり、結果として筋肉が硬くなりやすくなります。
◆頭痛や手のしびれが出る
首の状態が悪化すると、肩だけでなく頭や腕にも影響が広がることがあります。
◆姿勢の悪化で全身に影響が出る
首や肩のバランスが崩れると、背骨や骨盤にも影響が出て、全身の姿勢が悪くなる可能性があります。
【根本的に改善するには?】
首からくる肩の痛みを解消するには、原因にアプローチすることが大切です。
<姿勢を改善する>
首への負担を減らすには、正しい姿勢を意識することが重要です。デスクワークでは、画面を目の高さに合わせ、椅子に深く座って背中を伸ばしましょう。
<筋肉の緊張をほぐす>
軽いストレッチや首のエクササイズを取り入れると、筋肉の緊張が緩和され、痛みが軽減します。
【まとめ】
肩の痛みが実は首から来ていることは意外と多いです。「肩が痛いけど首は関係ないかも」と思っている方も、一度自分の首や姿勢を見直してみてください。
もし何をしても改善しない肩の痛みにお悩みなら、一人で悩まず、専門家に相談してみてください。