リラクゼーションハウス 空(アリーナ店)のサロン体験談

事前に簡単なヒアリングでお話しをして、悩みの箇所や今日のコンディションを伝えてから施術に入っていきます。実際に出来るだけ体に触れて、その時々に感じたこと、調子や動かした感じを聞きながらタイムリーに施術へ反映してくださいます。最初は「背中」から行っていきます。実は背中は、その人の体型によって面や厚の違いが顕著に出る所であり、施術のアプローチがそれによって変わってきます。力の強弱を確認しつつ、その人に合ったアプローチをまず捉えていきます。

大抵の方は「肩の疲れ」でも左右のハリ具合に違いがあるそうで、単純な「利き手」や「荷物の背負い方」、「歩き方」や「普段の姿勢」でも、体の歪みは関わってくるものです。それぞれの疲れ具合・歪み具合をしっかりと見定め、お客様の肩の疲れに合わせた配分で施術を施していきます。特に肩など固まりやすい箇所については、急にもみほぐしてしまうと”もみかえし”など起こしやすくなってしまいます。あらかじめ緩んでいる側からほぐしてあげることで、それを防ぐそうです。

肩から地続きの「腕」に進んでいきます。日常生活や仕事でも”腕を使わずに過ごす”ことはあまりないことかと思います。その為、腕の疲れは知らず知らずの内に蓄積されています。「肩」の疲れに気を取られ気付かれにくい「腕」の疲れもほぐしてくれます。付け根から二の腕、ひじの可動域まで、各部位を細かく丁寧にほぐしていくことで肩のほぐしにも繋げていきます。また、腋の下には、鎖骨に並ぶようなリンパ節「腋窩リンパ節」がありますので、しっかり流してあげることで体内循環を促します。

肩の疲れに関する所の2つ目、「首」の施術に入っていきます。触れてすぐに気が付かれたのでしょうか、私の悩みである所をピンポイントに捉えて、重点的に押さえていただけたので、大変に心地よく、すごく「スッキリ感」を得ることができたかと思います!頭と体を繋ぐ大切な場所であり、滞りがあればすぐに「身体がだるい」や「気分が晴れない」など、頭にも体にも良くないサイクルが発生します。その分だけ、ほぐし流してあげればスッキリ感も得やすいと言われていますので、力を込めすぎない丁度良い施術を施していきます。

お次は下半身に進みます。まずは脚のふくらはぎあたりから、ストレッチで”伸ばす”ように、足全体を「ポンプ」のようにして体の中の流れを促進していきます。特に女性で多くみられる「足の冷え」は、ふくらはぎやふともものリンパの滞りによって、足の先まで流れに乗って栄養や熱が届いていないことが要因として多々見られます。体の中心から一番遠い所にある足までの「道のり」をしっかりと整理してあげることでケアしてあげます。

ボディを余すとこなくほぐし、体を和らげたら、ストレッチの動きを入れて関節や可動域を拡げていきます。グイグイと無理して曲げる・伸ばすことはなく、私の曲げれる範囲を確認していただきながら、ゆっくりクイーっと曲げてくださいました!「身体に無理をさせては意味がない」と、細かな気配りで施術をしてくださるので、本当に信頼して体を預けることができたのかと思います。ほぐし・伸ばして・均す、体の柔軟性を把握されているからこそできる技術なのかと思います!

施術の後には、明るく落ち着く待合スペースで飲み物を頂きながら、ゆっくりと余韻に浸る時間を取っていただけます。施術の後には巡りが良くなった分、水分摂取がとっても大切。また、ポカポカと体が暖かくなりやすいので頭がボーっとしやすくなっています。大手リラクゼーションサロンでは、施術後にゆっくり過ごすことが出来ずにお店を出されることなんかも…。こちらでは目を覚ますまで、ゆっくりと落ち着いた時間を過ごせるのも嬉しい所です!