意外に知られていないことですが世界には、視力回復のスペシャリストという職業があります。
その一つがオプトメトリスト。
「オプトメトリスト」とは、日本ではまだ一般的に知られていない職業であり資格です。
しかし、アメリカ、カナダ、オーストラリア、そしてヨーロッパやアフリカ、アジアのいくつかの国々ではすでに高度の専門職であり、眼科医と同じレベルの職業として確立しております。
特にアメリカでは100年以上もの歴史があり、通常の4年制大学卒業後にオプトメトリーの大学に入学するのが一般的で、4年学び卒業した後「ドクター・オブ・オプトメトリー」の称号を得ます。国家試験と州の試験に合格してから開業できます。
では、眼科医と視力回復のスペシャリストの違いは何なのか?
それは、眼に対しての着眼点が違うのです。
「目の健康」に最も重きを置く眼科医に対して、視力回復では健康であること以上に
・ふたつの目をうまく使って効率よく見ているか?
・見るべきものを正確に脳で見ているか?
など、「ビジョン全般が健全であるか」といったことに着目します。
視力も良く、病気という点で問題なしとした目であっても、例えば、「両目が一緒にうまく機能していない」などの問題により、生活の中のさまざまな場面でミスが発生したり、実力はあるのにスポーツでよい成績を挙げられない、などということが起こったりします。
また、発達の過程で「見る力」が適切に身についてこなかった子どもは、知能は低くないにもかかわらず、学業で非常に苦労することもあります。
そういった目があれば、それを改善し、より良く機能できるようにしていくのが視力回復を目的にする者の重要な仕事なのです。
そして単に視力だけでなく、目と思考や知能との関係まで掘り下げ、ビジョン全般のプロセスに取り組みます。
これが「ビジョンセラピー」(Vision Therapy)あるいは「ビジョントレーニング」(Vision Training)と呼ばれる手法です。
スポーツにおいては、ビジョントレーニングをする事によりボールへの反応や見え方、相手との距離感など目の使い方を鍛える事により、自分の持つパホーマンスを最大限に発揮させる事ができ。
学業においても、いかに目を効率的に使い多くの情報を脳に集められるか、長時間の勉強に対して疲労を蓄積させない強い眼をつくるなど。
ビジョントレーニングでは視力回復だけでは無く様々なメリットがあり、薬や手術といった手法を用いず、自然な回復を目的とし。
現代社会で普及したスマホやPCの影響により、近くのものを見る事が多くなった、小さい子どもや大人の学ぶ力、仕事力、競技力向上のために視力回復を行う者は人間が本来持っている「見る力」を最大限に引き出すのです。
おすすめコース