こんにちはRe.Ra.Kuイトーヨーカドー大森店です。
腸は健康の要!ということで、前回は「腸育のための生活習慣」をご紹介しましたが、腸の役割はあくまで消化器官。そこで、今回は「腸育のための食習慣」にテーマを絞って進めていきます。
1,食べることそのものが腸の負担に
消化は非常に負担のかかる活動で、フルマラソン並みのエネルギーを費やすとも言われています。また摂取カロリー量を30%少なくすると寿命は50%も伸び、老化に関係する病気も大幅に減少することが最新の研究でわかっています。
2,少食と空腹は腸への大事な処方箋
腸の構造は、食べ物が少なかった頃の原始時代とあまり変わっていません。つまり、今より遥かに少ない栄養素でもきちんと生きていける作りになっているということです。
今では1日3食決まった時間に食べることがいいとされていますが、だからといって空腹でもないときに食べたり、過剰な量を食べることは腸にとって大きな負担です。
少食にすることで負担そのものを減らせることに加え、排便力まで高められるというように、「少食と空腹」は腸内環境にとって最善の解決策といえます。
3,消化酵素の節約がカギ
消化酵素(食べ物を消化・分解する酵素)、代謝酵素(分解・吸収した栄養素を代謝する時に働く酵素)は体内で生成されますが、それらの元に潜在的な酵素量には限りがあります。つまり、消化酵素をたくさん消費すればその分代謝酵素の働きが弱り、逆に消化酵素を節約すれば代謝酵素がより活躍できるということです。
4,食物酵素を活用しよう!
食べ物の中にはそれ自体が酵素を含んでいるものがあります。
魚と一緒に大根おろしを食べると消化を助けると言われますが、それは大根おろしに含まれる酵素の働きです。食物酵素が豊富に含まれる食品を食べると、一緒に消化を手助けしてくれるので、消化酵素の節約に繋がります。
5,誰にでも合うヨーグルトは無い?!
腸内の菌の構成は人によって千差万別です。そして、ヨーグルトに含まれる善玉菌の種類もそれぞれ異なります。そのため、AさんによくてもBさんは体調を崩すという事があります。
誰にとっても最高のヨーグルトはありません。2週間程度を目安に食べてみて、お腹の調子が良くなるのかを確かめてみましょう。また、貯めておくことができないので、毎日食べることが大切です。
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