こんにちは、PNF Balance Studioの宮本です。
最近は熱中症対策のせいか水に関心のある方が増えたように思います。
という事で今回は水の選び方の参考になればと思い、水に含まれるミネラルについてご紹介しようと思います('◇')ゞ
水に含まれるミネラルは主にカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムがあります。
▼カルシウムの働き
まず骨を作るとういうのが有名ですが、他にも血液の凝固や筋肉の収縮運動にも必要なものです。
また、神経の興奮や血圧をコントロールする働きもあります。
不足すると、骨粗しょう症や筋肉の痙攣、動悸、息切れといった症状がでることもあります。
摂取量目安
≒ 18~29歳男性:800mg
≒ 30~49歳男性:650mg
≒ 50歳以上男性:700mg
≒ 18歳以上女性:650mg
過剰摂取は尿路結石のリスクがあるので、1日の摂取量上限として2,500mgを超えないよう気をつけましょう。
▼マグネシウムの働き
カルシウムと同様に骨粗鬆症予防に必要な成分です。
また、たんぱく質を合成する作用もあり神経や筋肉の興奮や緊張を正常化する働きもあります。
不足すると手足のふるえ、痙攣、不整脈、心臓発作、イライラ、身心のバランスが崩れる原因となります。
摂取量目安
≒ 18~29歳男性:340mg
≒ 30~49歳男性:370mg
≒ 50~69歳男性:350mg
≒ 70歳以上男性:320mg
≒ 18~29歳女性:270mg
≒ 30~69歳女性:290mg
≒ 70歳以上女性:270mg
過剰摂取は下痢をする可能性があるので、ほかの栄養素と同様に注意が必要です。
▼ナトリウムの働き
体内水分量の適正化、神経刺激の伝達、食欲増進などがあります。
不足すると血圧の低下や頭痛、目眩、吐き気、疲労感などの症状が現れますが、過剰に摂取しすぎると高血圧や動脈硬化などの原因となることもあります。
18歳以上の男性で1日8.0g未満、女性で1日7.0g未満と推奨されています。
▼カリウムの働き
細胞内液の浸透圧の調整、筋肉の収縮や神経の刺激伝達などです。
不足するとめまい、吐き気、倦怠感、しびれや不整脈、高血圧といった症状が出ることもあります。
過剰摂取でのリスクが少ないカリウムは、血圧を下げる役割も持ち、18歳以上の男性で2,500mg、女性で2,000mgの摂取が目安とされています。(ただし、腎障害がある場合は注意が必要です。)
これらの栄養素を食事も併せてバランス良く摂ることで、体内の働きを補助し、体の組織を形成する原料となっています。
また、各ミネラルの量によって、水の味や舌触りは変わってきます。
好みの水を追及していく上では、ミネラルを意識した水選びが必要です。
但し、水の成分も重要ですが水分量自体が不足することの健康被害も大きいので、飲みやすいを優先して成分を選んでいけば良いかと思います(=゚ω゚)ノ