こんにちは、PNF Balance Studioの宮本です。
今年はコロナで持ち切りすが、この時期はインフルエンザなどの感染症が話題になるかと思います。
今回はなぜ冬?なのかを簡単にご説明します(゚Д゚)ノ
1.飛沫感染
ウイルスにも水分が含まれていて、湿度が高いとウイルスが空気中の水分を取り込んで重くなり、空気中を漂い難くなります。
感染者が咳やくしゃみをしたときも、遠くまで飛散することなくすぐに地面に落下してそのまま感染力が失われます。
逆に、湿度が低い乾燥した状況では、ウイルスに含まれる水分が蒸発して軽くなるため、長時間浮遊して口や鼻から侵入する可能性が高くなり、感染力が強くなります。
2.ウイルスが好む環境
温度・湿度とインフルエンザウイルスの寿命の関係を調べた研究では、
温度7~8度、湿度20~25%の環境では6時間後の生存率が63%
湿度49~51%では生存率42%
湿度81~82%では生存率35%
と湿度に応じて感染力が強くなります。
ウイルスが好む環境の目安は気温16℃以下、湿度は40%以下です。
エアコンや加湿器など使って室内環境を調整しましょう。
3.免疫力の低下
食事や睡眠だけでなく、寒さや乾燥、水分不足も免疫力の低下につながります。
また、喉や鼻の粘膜も乾燥すると防御作用が弱まってしまいます。
さらに、冬は喉の渇きを感じにくいため、気づかないうちに体が水分不足になって防御作用を弱めてしまいます。
加湿器の使用と水分を意識して摂りましょう。
重要なのは外部環境と内部免疫を整えること。
乱れた生活習慣、寝不足などは免疫力を低下させます。
弱ったウイルスが入ってきても、強い免疫があればやっつけることができます。
日頃からの環境、体調の管理と手洗い、うがい、マスクの対策でこの冬を過ごしてください(=゚ω゚)ノ