こんにちは、PNF Balance Studioの宮本です。
久々の更新ですみません(>_<)
先日ワクチン2回目摂取完了しました。
ここ何年も発熱したことがなく、内心すごく警戒していたのですが全くといっていいほど副反応はなかったです(゚∀゚)
さて今回はよく耳にする筋膜についての解説です。
▼筋膜とは?
筋膜とは筋肉を包んでいる膜で、身体全体にはりめぐらされていて第二の骨格と呼ばれています。
鶏のモモ肉や胸肉にある皮が皮膚、肉の部分が筋肉でその筋肉を包み込んでいる半透明なのが筋膜の中の筋外膜です。
筋膜自身はコラーゲンでできており、85%が水分です。
▼筋膜の役割は?
体の姿勢を保つ役割を持つ組織がこすれあう摩擦から保護する働きが代表的です。
筋膜は浅筋膜(せんきんまく)、深筋膜(しんきんまく)、筋外膜(きんがいまく)、筋周膜(きんしゅうまく)、筋内膜(きんないまく)と連続して層になっており、すべての筋組織は互いに滑りあうように動きます。
筋膜にはリンパ管を支えて通過させる機能もあります。
▼筋膜の癒着?
筋膜に機能異常がみられると、本来サラサラの基質が粘度の高い状態になり、筋膜全体の滑りが悪くなります。
また、筋膜を通っている神経や血管、リンパ管などの管部分が圧迫されて循環障害などが起こります。
原因としては、水分の枯渇や同じ姿勢での長時間作業(パソコンやデスクワークなど)、柔軟性の低下などにより筋膜同士が癒着してしまい筋肉自体の動きを阻害してしまいます。
そのため水分補給や適度に姿勢を変えたり休めたりすることで、筋膜を元に戻し身体の不調を未然に防ぐことができます。
最近は癒着を取り除くための「筋膜リリース」という言葉も良く耳にするようになりました。
▼筋膜リリースとは?
筋膜リリースとは筋膜の委縮や癒着を引き剥がしたり引き離したり、伸ばしたりさすったりすることで正常な状態に戻すことを言います。
「筋膜はがし」と訳される理由もここにあります。
筋膜リリースをすることで身体のバランスが整い、身体が軽く感じられます。
この状態を継続することでさまざまな障害予防や、身体が動きやすくなっていくので活動範囲も広がります。
▼まとめ
痛みの原因は必ずしも関節や骨とは限らず、身体を全体的に診るということが大切ですね。
また、ストレッチなどのセルフケアが予防効果も高いので、1日5分でも良いのでお風呂上りなどに取り入れましょう(=゚ω゚)ノ