こんにちは、PNF Balance Studioの宮本です。
今月誕生日を迎えて49歳になりました(゚∀゚)
友人にも生活習慣病や予備軍が増えてきたところ、今回はその予防についてご紹介します。
一無二少三多とは、日本生活習慣病予防協会が推奨している、日常心がけたい生活習慣をわかりやすく表現した健康標語です。
▼一無・・・無煙、禁煙
・たばこの煙の有害成分
ニコチン:依存性があり、血管収縮作用が強く血圧を上昇させ、また糖代謝や脂質代謝にも異常をきたし、様々な生活習慣病を引き起こします。
活性酸素:全身の細胞に結合し、細胞を酸化・老化させたり、傷つけたりします。
一酸化炭素:酸素と結合する赤血球のヘモグロビンは、一酸化炭素が存在すると容易に結合し、酸素結合を妨げるため、赤血球数を増やすことで代償しなくてはなりません。その結果、多血症(ドロドロ血)となり、血栓ができやすくなります。
タール:さまざまな発がん物質、発がん促進物質、その他の有害物質が含まれています
▼二少・・・少食、少酒
・少食
食事は腹八分目に!
「腹八分目に医者いらず」という格言があります。
暴飲暴食を控えることは、身体の機能を健康な状態に維持していく上でたいへん重要です。
食事療法という言葉がよく生活習慣病で用いられることからも、糖尿病、脂質異常症、高血圧などの予防・治療の基本は常に食生活にあります。
とくに「3つの白」の摂り過ぎに注意すること、食物繊維を豊富に摂ることも重要です。
・3つの白(白米・白パン、食塩、砂糖)
白米・白パン:玄米、全粒粉は、食物繊維やたんぱく質などの栄養素を多く含んでいますが、これらの栄養素を取り除いたものが白米や白い小麦粉です。
からだへの吸収も早くなるため、食後高血糖を起こしやすくなります。
食塩:塩分の摂り過ぎは高血圧、胃がん、腎臓病などの原因となります。
「健康日本21」では、1日の塩分摂取量の目標値を男性7.5g未満、女性6.5g未満としています(12歳以上)。
砂糖:糖分の摂り過ぎは肥満の原因となり、糖尿病、心臓病、脳梗塞などの生活習慣病のリスクを高めます。
・少酒
アルコールは少量をたしなみ、ほどほどに!
さまざまな生活習慣病がアルコールと密接に関わっていて、過度の飲酒を長く続けると、多くの病気が誘発される可能性が高まります。
もっとも怖い病気がアルコール健康障害(依存症)です。アルコール健康障害による精神的・身体的な影響のために、日常生活に支障が出てきます。
・万の病は酒よりこそ起れ
「健康日本21」では、飲酒に関して、純アルコールに換算して1日約20gまでが望ましいとしています。
「百薬の長とはいへど、万の病は酒よりこそ起れ」という格言もあるとおり、アルコールをたくさん飲める人でも、1日の飲酒量は20gまでが望ましいということです。
▼三多・・・多動、多休、多接
・多動
今より10分多くからだを動かそう!
座りっぱなしは避け、運動をできるだけ多くして、毎日の生活の中で維持しましょう。
「2本の足は2人の医者」という格言があります。まずは、無理な目標はたてずに、良く歩くことから始めましょう。
※2人の医者とは外科医と内科医のことです。
・多休
しっかり休養~こころとからだのリフレッシュ!
理想的な睡眠時間は標準的には6~8時間といわれますが、「快適」には個人差があります。あなたの活動量に応じた適正な睡眠時間をとるように心がけましょう。
仕事の合間の「休憩」や仕事をしない「休日」、夏休みや年末などの「休暇」も含めて、身心ともにリフレッシュする機会をもつことが大切です。
・多接
多くの人、事、物に接してイキイキした生活を!
多くの人と交流し、さまざまな事、物に好奇心をもって接することで創造性豊かなイキイキした生活を送ることが大切です。
社会や人とのつながりが途絶えると身体的・精神的な健康障害が起こりやすことが科学的に検証されています。
そもそも生活習慣病はゆっくりと進行し、病気として自覚しにくいという問題があります。
それを防ぐには、日頃の体調や身体の些細な変化など、つねに自分自身の健康に目を向ける必要があります。
自分にあった生活習慣を獲得し、維持するようにしましょう(=゚ω゚)ノ