こんにちは、PNF Balance Studioの宮本です。
今回は以外と身近な危険でもある、エコノミークラス症候群についてのお話です。
▼原因
飛行機のエコノミークラスからとられた名前ですが、車中泊やデスクワーク、読書などでも起こります。
これは動きがなく長時間同じ姿勢でいることで、下肢の血管が圧迫され血栓ができやすくなります。
さらに水分補給もしていないと、血液の粘性も高まりより血栓ができやすい状態になります。
▼症状
血栓ができた状態で動き始めて血流が循環し始めると、血栓も移動して肺の細い動脈血管をふさいでしまい肺塞栓を誘発します。
小さい血栓の場合は無症状のことも多いですが、ある程度の大きさの血栓の場合は息苦しさ・息を吸うときの胸痛・冷や汗・失神・動悸などの症状が現れることがあります。
また、肺血栓症の直接的原因である深部静脈血栓症の症状として、下肢の腫れ・下肢の痛みがあります。
▼対策
これには第二の心臓と言われるふくらはぎが大きくかかわっており、ふくらはぎの筋肉を大きく収縮させることで下肢の血流を促進させる事ができます。
・脚の指で「グー」と「パー」を繰り返す
・つま先を上下に大きく動かす
・びんぼうゆすりをする
・ふくらはぎを軽く揉む
・足首を回す
寒い時期はどうしても活動量が少なくなりがちで、こういった事故も起こりやすくなります。
重症の場合は命にかかわりますので気を付けて過ごしましょう(=゚ω゚)ノ