こんにちは、PNF Balance Studioの宮本です。
段々と夏日が増えて汗ばむような日が増えてきましたね(^^;A
以外にも春に熱中症にかかる人は多いのですが、それには暑熱順化(しょねつじゅんか)が関係しています。
今回はその暑熱順化についてご説明します(^^b
▼暑熱順化による体の変化
体温が上がった時は、汗をかくことによる気化熱や、心拍数の上昇や皮膚血管拡張によって、体の表面から空気中に熱を逃がす熱解放で体温を調節します。
この体温調節がうまくできなくなると体の中に熱が蓄積され、体温が上昇し熱中症が引き起こされます。
【暑熱順化できていない時】
・皮膚の血液量が増えにくく熱解放しにくい。
・汗に含まれる塩分が多く、ナトリウムを失いやすい。
・体温が上昇しやすい。
【暑熱順化できているとき】
・皮膚の血液量が増えやすく熱解放しやすい。
・汗に含まれる塩分が少なくナトリウムを失いにくい。
・体温が上昇しにくい。
▼暑熱順化のポイント
【体を暑さに慣れさせる】
日常生活で運動や入浴をし、積極的に汗をかく。
個人差もあるが暑熱順化には数日から2週間程度かかる。
【ウォーキングやジョギングの場合】
①ウォーキング1回30分以上
②ジョギング1回15分以上
いずれも週5回以上
【サイクリングの場合】
1回30分以上、週3回以上
【入浴の場合】
お湯の温度が高めの場合は短め、低めの場合は長めに
早めに暑熱順化を済ませて、暑い夏に備えましょう(=゚ω゚)ノ