おすすめ映画『鹿の王』
コロナ過で大変な時期ですが
コロナを予言したかの小説が
アニメ映画化され、観に行きました。
監督はジブリ作品もののけ姫、千と千尋の神隠し
新海作品、君の名は等で作画監督を務めた
安藤雅司監督です。
『鹿の王』は原因不明の伝染病を兵器として使い
国を征服しようとするのを阻止して
伝染病の治療方法を探し病に苦しむ国、誘拐された
少女を救うべく敵国へ向かう主人公バン
自分の運命を左右する選択と決断を迫られ
どうするかというのが見どころです。
ワクチンが見つかり感染症が終息してよかったねという
お話ではなく、人は病と共に生きざるを得ず、感染症が
民族間の分断を招く可能性があること。それでも
他者を思いやり、共に生きていくことで救われることが
あるというお話でした。
現実の世界でもコロナ過で感染の危険があることを承知で
命を救うべく働いている医療従事者がいることで
人は命を繋ぐことができるのです。
伝染病を使い陰謀を企む国と謎の病に苦しむ国
現実に起きている問題と照らし合わせて観ると
考えさせられる作品だなと思いました。
ジブリ出身のアニメータ作品なので
ジブリっぽい演出も多少ありジブリ作品が好きな方も
おすすめです。