こんにちは、才藤です。
秋めいた日々が続いてきたと思いきや、肌寒い気候になってきましたね。
秋の身体は夏の厳しい暑さを乗り越えてきて疲れています。季節の変わり目は自律神経が影響を受けやすいため睡眠の質が乱されがちです。秋になると日照時間が減るため、精神の安定や自律神経のバランスを取り持つ作用を持つ脳の神経伝達物質・セロトニンが減少する傾向にあります。
秋の夜長と呼ばれる、秋分の日から立冬の期間がまさに日照時間が短くなっていく季節ですね。
まずは、身体を冷やさないように心がけましょう。
身体に温度差が生じることで、自律神経が乱れ、睡眠のリズムも乱れてしまうことにつながります。
ゆっくりとお風呂につかる(ぬるめの38度から40度ほどのお湯に、15分ほどつかるのがおすすめです)、身体をあたためる作用がある飲み物をとる(就寝前にノンカフェインのお茶、白湯、ホットミルクなどをとるのがおすすめです)などしてみましょう。
カイロや腹巻きなどをつかって、血液の流れが多い箇所…おなか、二の腕、ふとももなど…を直接あたためることもおすすめです。筋肉量が多い部分をあたためると効率的に冷えをとることができます。
できるだけ昼間にお日様の光を浴びることも効果的です。
日照時間が短くなると、セロトニンとメラトニンという脳内物質が減少してしまいます。
セロトニンが減ってしまうと、脳の活動が低下して眠気を誘います。メラトニンも睡眠と深い関わりがある物質なので、減ると体内時計が狂ってしまい、睡眠の質が低下します。
予防のために意識的に日の光を浴びるよう心がけましょう。人工光でも効果があるといわれています。
セロトニンを増やすためには運動も効果的です。
疲れない程度の負荷で、ウォーキングやジョギング・サイクリング・ダンスなど、一定のリズムで筋肉の緊張と弛緩を繰り返す運動が好ましいそうです。
季節の変わり目、デリケートな時期を心身ともに健やかに過ごせるよう乗りきりましょう