たまには真面目っぽい話をして、わたしが品行方正な知識人であることをアピールせねば(自己申告)
わたしは流行に疎いので、自分の元に情報が届く頃には世間ですっかり浸透していた、なんてことが多々あります。
水素水なんかも突然湧いて出てきたような気がするんですが、体にいい食べ物だとか運動だとか、健康業界ではつねになにか流行ってますよね。
みなさん水素水についてどれくらいご存知ですか。
わたしは何事もわりと疑ってかかるタイプなので、なんだ水素水って……と胡散臭さしか感じていなかったのですが。
そもそも水素水はどういう効果を見込まれて注目されたのか。
テレビ番組でも取り上げられたでしょうしご存知の方も多いと思いますが、動脈硬化やガン、シミしわたるみ、肥満など、あらゆる病気と老化の原因になる活性酸素に対して、効果があるそうですね。
活性酸素が発生する要因はいろいろありますが、呼吸をするだけでも体内に発生するものなので、生きている限り無関係ではいられません。
わたしたちの体にはもともと、活性酸素を除去したり、活性酸素によって傷ついたDNAを修復するための酵素が備わっていますが、その酵素の優秀さには生まれつきの個人差があります。
そこで重要なのが、外から抗酸化物質を取り込むこと、つまり食事です。
ここでやっと水素水の出番ですね。
抗酸化物質というのは、書いて字のごとく酸化に抗う物質のことで、ビタミンCやE、フィトケミカルなどがあります。
これらを取り込むと活性酸素を中和できますが、活性酸素には4種類あって、それぞれ対応する栄養素が違うんですね。
そして、詳しい話は割愛しますが、活性酸素の種類に関係なく効果があるのが、水素というわけです。
しかし、水素水は長時間置くと水素が抜けてしまいますから、ボトリングされた市販の水素水の多くは、ただの水である可能性が高いですね。
現在は、家庭用管理医療機器として認証された、水素水を生成できる整水器もありますから、水素水を手軽に飲むなら活用するとよさそうです。