山菜採りに行きたい、とくにフキノトウとワラビ。
今の時期だとフキノトウはもう育ちすぎだと思いますが、子どもの頃を思い出して見つけるといまだにテンションが上がります。
とくにフキノトウは遠目に見ても目立つ黄緑なので、うっかり見つけちゃうんですね~。
みなさん苦い食べ物は平気ですか。
フキノトウも苦味が特徴ですが、個人的にはけっこう好きです。山菜には程度の差はあれど、苦味がありますよね。
それで思い出しましたが、最近昔と比べて食べやすい野菜が増えたと思いませんか。
人参でもホウレンソウでも、もっとクセがあったと思うんですが。
同じように感じている人がいたら、それは気のせいではないかもしれません。
というのも、昔と比べて今の野菜ってものすごく栄養価が下がってるんですよね。
ここでいう栄養というのは栄養素のことで、ビタミン・ミネラルがそれにあたりますが、それは農法の変化だったり、流通経路の複雑化や長期の保管による影響だそうです。
この事実と野菜が食べやすくなったことは関連していて、結局野菜独特の青臭さや苦味、渋みなどは、栄養素の味でもあったわけですね。
食べやすさを追求したおかげで、身体を正常に機能させるのに必要な栄養素を摂りにくくなるというのも、なかなか皮肉が利いてますね。