春の天気痛(2024年04月24日 15時11分) リラクゼーションhana 出雲店

こんにちは^_^

いずも縁結び温泉ゆらり内リラクゼーションhanaです。

今回は「季節の変わり目にはめまいがする」「天気が崩れる前には頭痛がする」など、気象の変化によって持病が悪化することを「気象病」と呼んでいます。その中でも、うつや不安といった気分障害にまつわる天気痛についてお話しします^_^

天気痛とは

春は日々の寒暖差や、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きく、自律神経のバランスを崩しやすい季節です。

自律神経の一つである交感神経が、春の寒暖差によって疲れやだるさを感じやすくなります。

気圧が下がったり上がったりすると、三半規管や前庭など体のバランスを保つ気管が集まっている「内耳」がアンテナを敏感に感じ取ります。

内耳が感じ取った気圧低下などの情報は、内耳の前庭神経を通って脳に伝達され、それによって自律神経はストレス反応を引き起こし、交感神経が興奮状態になります。

その結果抑うつやめまいの悪化、心拍数の増加、血圧の上昇、慢性痛の悪化などの症状が現れやすくなります。

天気痛は、天候が変わりやすい春や低気圧が続く梅雨、台風の多い秋などに要注意です!!そのバランサーとして機能するのが自律神経です。

《自律神経が乱れやすい方の特徴》

⚫︎乗り物酔いをしやすい
⚫︎季節の変わり目に体調を崩しやすい
⚫︎暑い季節にのぼせ、寒い季節では冷える
⚫︎雨が降る前にめまいや眠気を感じやすい
⚫︎最近、体を動かす機会が減っている
⚫︎肩こりがある
⚫︎新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
⚫︎偏頭痛持ち
⚫︎几帳面な性格
⚫︎ストレスを感じやすい方


《予防と対処法》

⚫︎朝食は必ず食べる

朝食は、寝ている間に下がってしまった体温を上げ、自律神経を整えるのに大きな役割を果たします。

天気痛対策にはビタミンB1が有効です。痛みや自律神経のメカニズムとも深く関係しています。

⚫︎ゆっくり長くできる運動をする

自律神経を安定させるためにウォーキングや軽めのランニング、水泳などゆっくり長くできるものを取り入れましょう。

中でも水泳は体温より低い水の中でゆっくり動かすので、身体の代謝がじわじわと上がっていきます。

⚫︎「内関」のツボを押す

自律神経の乱れに効くのが、手首にある「内関」のツボです。両手首の内側にあるしわの真ん中から、ひじ方向に指3本分下がったあたりにあります。

ふらつきやめまいなどが症状が気になるときにもオススメです。

こまめに押してもいいし、爪楊枝の根元を使って刺激を加えるのもよいでしょう。



以上のことを参考にしてみてくださいね^_^