七草の日(2019年01月07日 18時21分) からだメンテナンスふじさわ

本日、7日は「七草の日」でしたね。


人日の節句(1月7日)の朝に、その一年の無病息災を願って「七草粥」を食べる行事。
お正月のごちそうやお酒で弱った胃を休めるためとも言われています。

「七草粥」を食べるとはわかっているのですが、意味や由来などがわからなかったので調べてみました。
すると、なんだかおもしろいことが書いてありました。


鎌倉時代から江戸時代にかけてつくられた物語「御伽草子」の中の「七草草子」に説話が語られている。

その話とは、
唐の楚国の「大しう」という親孝行者が、両親が100歳を越え身体がままならないことに嘆き悲しみ山に入って、
21日間もの苦行を行い「自分は老いても良いので、両親を若返らせてください」と祈願した話。

すると天上の帝釈天からお告げがあり、「願いを聞き入り、秘術を授ける。」とのこと。

その秘術とは…

1・毎年春のはじめに七種の草を食べること。
2・1月6日までに七種類の草を集めておくこと。
3・その草ひとつひとつを決まった時間に玉椿の枝で叩くこと。
4・それらを辰の刻(午前8時を中心とする二時間)に東から清水を汲んできて、これを煮て食べること。

「これで一口で10歳、七口で70歳若返る」というのです。

この教えを「大うし」は両親のために夜通し草を叩いて作り上げたのが「七草粥」



七草粥には無病息災のほかにも若返りや子が親のために作る親孝行という意味もあったのですね。




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神様にお願いするのもいいと思いますが、今年はご自身で無病息災を目指してみませんか?