コロナ雑感② 「養生」ということ
ウイルス対策の専門家でなくても、私たち個人・自分としてやれることは有ります。
☆先ずは①食べ過ぎない ②しっかり歩く ③楽で、良い、姿勢を意識する。ことです。この3点を心掛けると前向きな気持ちを維持発展できます。前向きな気持ちがあれば知恵が働きます。
新型コロナ禍が終焉しそうにない…..。もちろんまだ危うい状況なんですが、「慣れ」ましたね。飲食・レストランでもコロナ禍を契機に新しい業態を模索する動きも出てきて頼もしくもあります。コロナの存在を前提に生活していくことになりますが、これまでも多くの危険な感染症は存在してきたわけで、同様に共生していくことになります。。
専門家でなくても、私たち個人・自分としてやれることがあります。その基本が「養生」と云うもの、そこを意識した暮らし方でしょうか。「養生」とは自分の健康に配慮した生活方法を心掛けることです。コロナに関していうなら、罹患しても増悪しない身体・環境に普段から配慮しておくことです。敢て言い換えれば「回復力を高める」ことが要点とも言えます。その第一は自然と共生した生活態度を心掛けること、つまり、腹が減ったら食べる。よく眠る。朝起きる。良く寝て気持ちよく起きて充実して仕事する。心穏やかに過ごす。寒すぎない暑すぎない服装と住まい。など。そして人間関係を気持ちよいものにすることです。
・・・あまりにも当たり前・・ですか? でもその当たり前の中に、身体の中心軸がぶれない生活があり、つまりは回復力を最大に発揮できる下地があります。
そもそも、この当たり前が実現できてないことが多いものです。多いというより「ほとんど」…と云うよりも全員出来ていません(私も含めて)。来院される方は、医療的な治療中の方々も含めて、普通に生活している社会人が大半です。初めて来られた人で「当たり前の健康生活をしっかり心掛けて実践している」そう言える方には出会いません。「養生」は古くからある言葉ですが、もはや死語に近いですね。その内容は時代や個人の環境によって変わりますが、自分自身の身体の状態程度を良くわきまえて、バランスを整えて生活するために知恵を使って実践することです。
30年前の社会ではスマホもPCも今のように社会に浸透していませんでしたから目や腕・肩・頸も今のような使い方ではありませんでした。仕事の時間も今とは異なりましたし、また食生活も異なりました。そしてコロナ禍のさなかでまた変化しています。社会の変化に伴って、良くも悪しくも身体の使い方や食生活も変化していますからそれを考慮した「養生」を作っていくことが大切なのです。
☆…なので、先ずは①食べ過ぎない ②しっかり歩く ③楽で、良い、姿勢を意識する。ことです。この3点を心掛けると前向きな気持ちを維持発展できます。前向きな気持ちがあれば知恵が働きます。