回復力の整体の口コミ

ご投稿をありがとうございます。
ご自身のお身体にとても積極的に取り組んでおられる方と思います。どうぞまたご来院ください。

しかしながら、整体を様々にめぐっているというお話でした。そこで、大切なことを申し上げておきます。
身体は繊細なもの、むしろ霊妙なものと言った方が相応しいかと思います。健康は身体の(不思議な)働きで保たれています。最先端の知恵で病に取り組んでいる現代医学の手術や投薬も、身体の霊妙な働きを前提にしての医術です。
この身体の働きに対して私たちの知恵や方法は僅かなものです。ですから、「自分の知識や考えで何とかできる」と安易に考える方はほとんど間違いを犯します。

自分のことは自分が一番わかるというのは「当たり前」のことですが、同時に「過信・間違い」でもあります。確かに痛みは他人にはわからないものです。ですが、その痛みですら、自分が自身の身体を誤解していることから生まれたりもするのです。
「痛くない」は「改善した」と同じではありません。改善した場合は痛みが消失しますが、鈍くなった場合も痛みは減弱するのです。慢性化すると意識に上らなくなります。感じ方が変わったりもします。身体感覚の鈍りの状態は、自身を不正確にしか分かっていないと云うことでもあります。調子の良い悪いとか治った治らないとか効いた効かないとか何が必要、何が優先とか・・そう云った判断のすべてが不正確で歪んだ感性を基としたものであればどうでしょう?。

本当にバランスを取り戻したいなら、身体感覚を磨いてくことは大切です。自分を知るのは繊細さを知ることにつながります。身体感覚を注意深く繊細にしていくことは、むしろ正確さに近いものです。またそれは自身の知らなさを知るという旅にもなるだろうと思います。そして同時に、身体が調整されてくると身体感覚も繊細で正しくなっていくようです。

整体を様々めぐっている・・と云う件ですが。確かに整体は技が多岐に及んでいて術者に得手不得手があったりします。そこで様々な方法を試すのは必ずしも間違いではないのです。しかし、基本的な不調は、おそらくどこの整体師も、ほとんど同じように感得することと思います。そして身体を正常化するという方向はみな同じです。ですからご自身の不調に対して、何が大切か、どんな方法を試してみようかなど、出会った整体師とよく相談してみることをお勧めします。