回復力の整体の口コミ

身体中で歪みや硬さは不調の主な原因になります。歪みや不調は、自分で気づいた時には相当進んでしまっていることが多いものです。それは歪みの進行と共にそれを感得する認知力が鈍くなっていくためです。神経的に衰えるというよりも脳内での顕在意識に上ってくる歪み認知が薄くなっていくのだと考えています。要するに歪みに慣れてしまうので歪んでいることを気にしなくなるということですね。しかし、無意識であっても日常生活に影響している歪みや動きの制限は、「進行」していくものなので、やがて不具合感や痛みとしてはっきり感じる時がやってくる…。
当院では先ず最初に、最も影響を及ぼしている主な歪みや硬さなどの動きの制限を見つけて施術します。骨や筋肉だけでなく内臓や頭蓋の様子も含め全身を調べることになります。全身は「繋がりをもった一つの生命体」で、小さな不具合でも全身に関係しないものはないからです。
また、日常の生活での身体の使い方を手直しするように個人個人の身体に合わせた方法を伝えています。日常生活の中で実践していくことで、本当のバランスとより敏感な感性を高めて頂きたいからです。

追伸;身体のバランスは心のそれと連動している(一つながり)のものです。心の方面に強く不快がある場合は身体にも現れるのは自然なことです。肉体的疲労が心労となるのもまた当然のことです。当院のモットーは「身体を充分に使い切って、充実した人生を送りたい・・」です。病いの時も健康な時もバランスを取ろうと努めているのが自然な身体の働きです。その働きを応援する心掛け(実践)を昔から養生と云います。

もし健康度を100点満点で考えて、医療機関で治療する病気と健康の境目を10点と仮定とすと、当院で皆さんと目指している線は60点あたりかな…と捉えてほしいのです。
10点以下か以上か…を気に掛けるのでなくて60点以上かどうかを目指したいのです。何があってもへこたれないための力強さは、筋肉量や体形の大きさでなくて、バランス回復力だと思うのです。

その点を大きく左右するのは私たちの周りの「環境」だと云えます。例えば、食べ物の善し悪し・・質が大切、量も大切です(ほとんど食べ過ぎのことが多いですが(笑))、それから天候や気候(低気圧で体調を崩すのは大気の圧力と身体内の圧力バランスをとれない場合に生じると思われます)、湿度や温度、睡眠の質量、それから勿論、仕事の姿勢や内容も影響力が大です。その他にも色々様々ですが、その中でも特に人間関係と云う「環境」はとても強力に私たちの健康を左右するものです。人間環境も含めて「環境」が直接に大きく影響することは当院の整体を続ける中で実感しいていただけるかと思います。
環境を整えていくことも整体の基本事項、また「環境に対応する」力を養うことも基本事項。その方法もお伝えしていきます。

当院では、腰痛や肩こりその他の「不具合は無くて当たり前」と思っています。

大切なこと2点
①自分の身体の状態を分かるようになる
②実際に歪みや捻れや強張りや弛み過ぎを調整する
当院ではこの二つをやります。身体が調整されるのは自分の力です、身体は、それ以外になおりようがありません。病院での薬や手術も当人の身体の回復力を前提にして成り立っています。

ご自身の身体の現状を感じることで、回復力が発揮される素地ができます。その方法をお伝えします。実際に歪が調整されることで現実的に安定力がまし回復基調が保てるようになっていきます。
またそのために役立つ日常生活の指針を個々人に合わせてにちじょうお伝えしています。

当院は不具合も健康も一続きに考えていますから、根本的なところと本来の優先順位を大切に施術します。(緊急な不具合感を訴えられる場合は其処が優先されることになりますが、慢性症状などの場合は必ずしも不具合感を訴えられる部分が最優先されるわけではありません)

口コミを拝見しました。希望を持って頂けたことを嬉しく思います。身体の不調をかかえて何年も生きて行くことはたいへんな事ですね。私の闘病の経験からもそう思います。とくに働けない程ではないがずっと不調で生活していく慢性症状は、職場では(当然ながら)病人扱いではありませんから、健康な人と対等に働かなければなりません。家庭での役割も「普通」に分担することになりますが、慢性の場合は、そうあるべき役割の[普通]がつらい時もあります。いつしか職域や家庭での行動品質が低下してしまうものです。それでも慢性の場合は、その品質をその人の能力としてそのままに評価されていきますから、実際は本来より低下した能力の人材となります。いつのまにか周囲もそして自分も、それが当たり前に思えてきます。そうだからと言って、人間関係が傷つくと云うのとは次元が違います。でも考えてみてください。不調や病気の人でも周囲の人に勇気や希望を与えることができます。不調でも誠実に生活しようしているだけで、周囲の人の助けになります。みんな人間ですから、誠実な頑張りが見えるかるからです。一生懸命やっている人が横に居るだけで人間は勇気ややる気を出せるものです。ですから不調は不調として周囲にオープンに伝えて、理解を得ながら進める方が結局は周囲の人たち全体の為に良いことになるように思えます。
さて腰痛についてですが、腰痛の原因はたくさんあるのだと思っています。多くの専門家が様々に研究し、多くの方法が試され、多くの本も出版されたりしています。しかし結局は是れといって確実なことは解っていないのではないでしょうか。しかし良くなったとか痛くなくなったとかの話も意外に耳にすることが多い症状でもあります。人類として様々な試行錯誤を繰り返していて、ちょっと前には「腰痛は怒りである」などと云う本がよく売れたこともありました。たしかに心的なストレスが要因のことも多くあるのだと思っています。当院の考え方では、痛みを消すことを直接の目的にした施術はしていません。身体を治すのは他のだれでもなく当人の身体機能です。そこに気づいて、その機能を発揮できるように環境と心境を整えて行くことは大切なことと思います。冷静さと知識と実践と志を失わない気持ちが大切かと思います。そこを一緒に歩かせて頂ければ幸いです。

身体は不思議なものです。どんなに医学が進歩した現在でも、何にも解っていないとも言えますね。それでも今の自分がどんな状態なのかを知ろうとするのは良いことです。ほとんどの方が手技検査を通して、ご自身の意識と実際の身体に隔たりがあることに驚くものです。姿勢や動きに自分の感じ方やイメージと実際の状態にブレがあるわけですが、そのブレを認識することで回復は始まり易いのです。そもそも、そこが変だ!と思わなければ直そうとは思わないですよね。何処がどのくらい変なのかが分かれば調整は正確になります。
実際の回復は身体がやってくれています。無意識な領域で、身体は回復力を発揮しています。例えば切り傷が治って行く過程で何がおこっているのか・・知らぬうちに傷がきれいになって行きます。修復されて元気を取り戻して行きます。自分の身体ですが自分で直すと云うよりは治る力にお任せするしかありません。日常生活でも、歩くにしても食事するにしても、筋肉や関節をどんなふうに使えば良いのかをいちいち考えてから動かす人はいません。食事の際に出る消化酵素の量やタイミングも(お任せ)ですね。私達の人生はこのお任せ状態に乗って進んいきます。過度な身体の使い方を継続すると、そこに歪みやブレが生じて行きます。(お任せ)が正確ではなくなって、回復力が鈍って行くのです。
ノーマルな回復力が発揮される状態を取り戻す第一歩がご自身の認識のズレを理解するところから始まります。