先日、時間があったのでご飯を食べに行きました。
店に入ると親世代の女性がカウンターの端に座っていたので、1つ分席を空けて私も座りました。(このご時世ですからソーシャルなんちゃらです)
その女性がチラチラキョロキョロしていて少しこっちを見ているような感じもしましたので〝1人でラーメン屋に来てる人がそんなに珍しいかいな。自分だって一人のくせにさ〟なんて思いながらボーッとしていると…
ご主人らしき人がトイレから出てきて、その女性と私の間の席に座りました。
なんとその女性は夫婦でご飯を食べに来ていて、私がソーシャルなんちゃらと思い空けた席はご主人の席だったのです。
そりゃあチラチラ見ますよね…
今更席を移動する訳にも行かず、時間的にも比較的空いていた店内で私たち3人はまるで一緒に来たかのように仲良く座ることになったのでした。
しかも注文していたメニューも同じで、同時にいただきますをし、食べ終わりもほぼ同時。
もうほぼ家族ですよね。
食事中の我々の脳内は恐らく〝美味しい美味しい〟〝あちち〟〝からし付けすぎたぁ〟の3つで埋め尽くされていたと思います。
他人でしたが確かにあの場では他人以上の繋がりがあったと思っています。
ご馳走様でした。