肩が動かしにくい方!(2024年10月01日 15時04分) 整体院 人の手 日本橋茅場町店

皆さんこんにちは! 整体院人の手 茅場町店です。

皆さん肩の痛みでお悩みの方はいらっしゃらないでしょうか?
本日はそんなお話をさせて頂けたらと思います。

肩関節周囲に炎症を起こす事を「肩関節周囲炎」といい、その年代に起きやすいことから、「四十肩」や「五十肩」と言われています。

主な症状は、肩の痛みと運動制限で、特に結髪(髪を結ぶ)、結帯(腰に手を回す)、上にあるものを取ろうとする動作に支障が出ます。

肩関節周囲炎の病期は3つに分かれます。
1.急性期(炎症期)→安静時・夜間時に痛みを伴います。夜間に眠れないほどの痛みが伴う場合は、肩が痛み出してからすぐの可能性があります。この場合分類されるのが、急性期に分類されます。

2.慢性期(拘縮期)→肩の痛みが軽減して、肩周りの組織が硬直仕出しますので、肩が動かしにくくなります。慢性期より少しずつ肩の運動をして、可動域を広げていきます。無理に動かす必要はありませんが、この時期から肩の運動をするのとしないのとでは、五十肩・四十肩の回復速度の差が大きく生まれます。整体院人の手へご相談が多い時期がこの慢性期に入ってからの方が非常に多くいらっしゃいます。

3.回復期→痛みや運動制限がなくなってくる時期なので、積極的に肩を動かします。五十肩・四十肩の急性期や慢性期で、どのように処置や施術をするかで、この回復期に早く来れるかが異なります。万人に行うやり方での五十肩の施術や万人に行う病院での四十肩の処置ではなく、お一人お一人に合わせた処置を行うことが大切なのです。

このように五十肩の症状や四十肩の時期に合わせて適切な処置や施術を行うことが、早期に肩の痛みをよくする為のポイントになります。

四十肩・五十肩のはっきりとした原因は、未だ医療の研究でも明らかではありませんが、肩関節周囲の骨・軟骨・靭帯・筋肉・腱などの組織の癒着が原因で肩関節周囲に炎症を起こしてしまい、五十肩や四十肩が起こってしまうと言われています。

またそれだけではなく、不慮な姿勢や肩へ負担をかける動作などによっても炎症が起きてしまい、五十肩や四十肩にもなります。

このことが続くことで、関節の動きを良くする肩峰下滑液包や関節を包む関節包の癒着で動きは悪くなります。

その他、猫背で体の軸にズレが生じていると、物を持ち上げる時やスポーツをする時は肩関節に余分な負担がかかるため、組織が損傷しやすい状態となります。また、血液循環が悪い方、筋肉が硬い方、肩関節の柔軟力がない方は肩関節周囲炎になりやすく四十肩や五十肩にもなりやすい傾向にあります。

当整骨院では、一人一人お身体の状態を把握するために初めにカウンセリングと検査を行います。日常生活で何に困っているのか、どこまで身体を良くしていきたいのかを話し合った上で施術方針を決めていきます。
肩周りの筋肉もしっかりとほぐし、少しずつ運動による施術も取り入れていきます。肩にかかる負担やストレスを軽減していくことで、痛みも徐々に緩和されていきます。それだけでなく、ご自宅でも出来る簡単で単純な運動もお伝えし、当院に来られない時でも、早期に五十肩や四十肩が良くなるよう、そして健康な状態を維持出来るように指導いたします。痛みが取れるだけではなく、痛みのでないお身体にできますように、一緒に頑張っていきましょう!