ウチのようなとこに「通う」というのがどういった状態か、という話。
我々の業種は一般的なイメージ的には「悪いとこを治してもらう場所」でしょうか?
もちろんみんな最初はそれを目的に来られる場合がほとんどなのでもちろん間違いではありません。
さて、うちでは最も長い人で10年くらい通われている方がいます。
(ペースは月1回)
では10年通っても悪いところが治ってないのか?というと当然そんなことはありません。
恐らくご本人はそもそも何が悪くてウチに来るようになったかは覚えていないと思います。
ではなぜ通い続けているか。
「メンテナンス」です。
人間はノーメンテで放っておくと悪くなるからです。
ここが大事。
人間というのはもともと2足歩行していなかった動物が2足歩行に進化した生き物です。
姿勢を支えるために増えた筋肉、逆に要らなくなって衰退していった筋肉、取り付け位置が変わった筋肉など様々に変化していますし何ならまだ完成形ではないかも知れません。
もしかしたら100万年後の人類はちょっと違う形をしている可能性もあります。
要するにまだまだ不完全ということです。
特に腰痛はこのへんの進化の弊害と言われています。
また人(及び生物全般)は化学反応と電気信号で動いているだけの肉の塊みたいなもんで、細胞にプログラムされた老化のシステムには逆らうことができず次第に経年劣化していくものなのは仕方ないと言えます。
歳をとるほどに悪くなるということです。
これら「仕方ない」要因をいかに軽くするか、がメンテナンスです。
そのための大事な要素は3つ。
(`・ω・)
→次回へ続く